2022年3月16日 No.1423

残雪期の谷川岳に登る Page1

谷川岳

山頂は素晴らしい展望だが、気温が上がったので、空気の透明度はそれほど高くはなかった。それでも、四周の山並みはよく見えた。笠ヶ岳、遠くに巻機山、稜線上には万太郎山が確認できた。この辺り三国山脈というが、初めて見る展望は新鮮だった。お気軽に登れる天神尾根は平日だが、アリの行列だった。天神尾根も歩いておきたいと思ったが、これで興味が失せ、下山は登った尾根を下ることにした。

トマの耳、オキの耳

ピークは、トマの耳、オキの耳、一の倉岳があり、すべて含めて谷川岳というらしい。最高点はオキの耳で1977m。ちょこっと2000mに足りない。気になるのは展望より、これまでに何度か登っている一の倉沢の岩壁だ。これまでに登った岩壁ルートを上から見下ろすのも面白い。
さあ、もう少し
登ってきた西黒尾根
万太郎山
トマの耳、オキの耳
笠ケ岳
一ノ倉尾根
谷川岳、また来る日まで

田沢温泉

さて、天気の好天を期待して山を下ったが、明日の八ヶ岳は風霜30m。大同心の基部まででもと思ったが、中途半端なことはやめにして、きっぱりと温泉旅に切り替えた。ということでこの日は長野上田の田沢温泉。田舎の湯治宿だそうで、お湯も料理もベリーグッド。なんと2食付きで6000円。嘘でしょう!料理も本格的な料理が出てきた。まいりました。定宿にしたいくらいだ。朝はゆっくりと朝食をいただきお風呂に入り。真田の上田城見物に出かけた。そしてまた青木に戻り、田舎のそば屋に入った。

そばや やまさん

ネットで調べ行ってみると、木曜日休業。あれーー!困ったなと思っていると、店のご主人が出てきて。昨日の残りがあるけど、それでいいならとお誘いがあった。私たちのために店を開けてくれ、大盛りには少し足りないとのことだったが、本格的なそばを食べることができた。そば湯は濃厚でおいしかった。お代はいただけないのことだったが、それではいけないので、とっていただいた。湯治宿といい、そばやさんといい、上田城といい、八ヶ岳1山分以上の楽しみに満足し帰途についた。