2021年10月6日 No.1385

国見岳 鈴鹿山系 Page1

【行程】

2021年10月6日 No.1385
裏道登山口5:30〜7:35藤内小屋8:20〜9:40藤内沢出合10:15〜12:00国見峠〜ゴジラ岩〜13:50石門14:05〜14:05国見岳14:55〜国見峠15:15〜御在所岳15:33
撮影機材OLYMPUS EM1mark3 ED12-100mm GoPro9

YouTubeバージョンはこちらですhttps://youtu.be/gFbWiLxI4NY

【概要】

NHK中部放送局 ウィークエンド中部 ゆる山へGo! ロケ 放送予定 10月16日 北谷、藤内小屋、水場、藤内沢出合、藤内壁、ゴジラ岩、南峰、石門、本峰

裏道登山口

裏道登山道 5:30ロケ開始 伊勢湾の朝日
伊勢湾の日の出

野の花

花は期待してなかったが、アケボノソウ、ダイモンジソウが撮影できた。花があると映像に彩りがある。鈴鹿の山で見られる一般的な秋の花だ。ワンカットでも入るといいな。

渓流 日の出

撮影開始5:30はちょっと早いかなと思ったが、早起きは三文の徳で、日の出のシーンが撮影できた。
アケボノソウ リンドウ科センブリ属
ダイモンジソウ ユキノシタ科
四の渡ロケ

藤内小屋

いつもお世話になっている藤内小屋は、クライマーにとって憩いの場。是非とも紹介してほしい要望に答えて、撮影はしてもらったが、全体的に内容が多いのでどうなるか。

内容が多い

藤内小屋については若干説明を加えた。巨岩・巨石を中心に組み立てる予定だが、すでに花を2種入れた。野鳥は、撮影の装備は持ってこなかったが、朝から、アカゲラ、カケス、ヒガラが騒がしい。今年も秋になり野鳥シーズンの到来だ。野鳥のシーンが撮れるといいが。
藤内小屋
藤内小屋
砦岩
ヤマガラ

遭難対策

スマホを使った地図読み。難しいことは抜きにして、今自分がどこにいるか、これからどちらに向かえばいいのか、この2つをおさえた。スマホのGPS機能、コンパス機能が使えること。それから予備のバッテリーも大切。

それからヘッドランプは必ず持っていること。できれば浄水器。水場の水は過去の実績で安心して飲めるが、それでも最近は東海地方でも、エキノコックスが見つかっている。北海道限定の寄生虫だったが、そうも言っていられなくなってきた。浄水器があれば安心して飲めるわけだ。これからは遭難対策グッズに入れておきたい。
ヤマガラ
ゴジラ岩
南峰で

藤内壁

藤内壁のクライミングは、巨岩巨石とともに紹介した。クライミングシーンの映像は提供していあるので、果たして誰が登場するか楽しみだね。藤内壁の話をしていたら、ヒガラ、ヤマガラの団体がやってきた。鳥レンズは持っていなかったが、とりあえず400mmで対応した。写真はなんとか撮影できたが、映像は無理だ。

朝から、カケス、アカゲラ、ヒガラが騒がしいので、野鳥も少し入れてほしい。自然の面白さ、幅が広がる。
ダイモンジソウ
四の渡ロケ

国見岳

国見岳はあまり知られていないが、ふたコブの双耳峰だ。地形図を見るとよく分かる。南峰のピークは不明瞭だが、周囲が開けた岩場で藤内壁の展望がよい。本峰には三角点はない。お隣の御在所岳に一等三角点が設置されているから、国見には必要なかったからかな。気の早いコハウチワカエデが色づき始めていた。
ナマズ岩
コハウチワカエデ
コハウチワカエデ
石門
シロモジ

石門

ここも見せ場で、始めてみたら驚く。撮影が遅くなったので、帰りは御在所のレストランで休憩し、ロープウェイで下山した。

国見岳

舒明天皇が天香山に登り望国したときの歌(万葉集)がある。「大和には 群山あれど とりよろふ 天の香具山 登り立ち 国見をすれば」「国原は 煙立ち立つ 海原は 鴎立ち立つ うまし国ぞ 蜻蛉島(あきずしま) 大和の国は」 大和(やまと)にはたくさんの山があるが、特に良い天(あめ)の香具山(かぐやま)に登って、国を見渡せば、国の原には煙(けぶり)があちこちで立ち上っているし、海には、鴎(かまめ)が飛び交っている。本当に良い国だ、蜻蛉島(あきづしま)の大和の国は。*蜻蛉島は日本のこと国見岳という山は全国各地にあるが、ようするに、領主が、自ら支配する領地を高所から眺望することで安堵し自賛する行為だ。
山頂からの展望
帰りは御在所へ カレーうどん