2021年8月10日〜12日 No.1379

北アルプス 明神岳東稜を登る  Page1

【行程】

2021年8月10日〜12日 No.1379
【8月10日】鈴鹿6:10〜菰野7:00〜春日井8:00〜麺屋伊吹11:30〜平湯アカンダナ駐車場12:30〜上高地13:15〜明神〜嘉門次小屋14:40
【8月11日】嘉門次小屋3:50〜宮川尾根コル5:50〜7:10ひょうたん池7:25〜ラクダコル〜明神岳12:20〜奥明神沢コル12:50〜前穂高岳14:30〜紀美子平14:55〜岳沢ヒュッテ16:30
【8月12日】岳沢ヒュッテ6:30〜登山口8:20〜上高地9:30〜アカンダナP〜ひらゆの森〜高山王将〜春日井〜菰野〜鈴鹿
撮影機材 OLYMPUS TG5 GoPro9

YouTubeバージョンはこちらですhttps://youtu.be/1pkrnYYltR4
https://youtu.be/IqPh4n_OvDU

【概要】

秋雨残線が停滞し大雨警戒情報が頻発している。夏山を楽しみに計画してた登山者も多いことと思う。それにコロナ感染者の急増が追い打ちをかけている。人は成すすべもなくただ、耐え忍ぶしかない状況だ。当初より計画していた明神岳東稜だが、11のみ晴れそうなので、やってみることにした。明神岳東稜は明神岳のバリエーションルートとして認知され、登り続けられているようだ。これまでにも何度となく計画に上がったが、なかなか行けなかった。ブッシュが多いので、「チャレンジ・アルパインクライミング」「日本登山大系」ともに残雪期のルートとして紹介されているが、無積雪期にもよく登られいる。途中ビバークすれば1泊2日で無理にない計画が立てられるが、今回はお盆休みということで、アプローチに2日を使い、荷物を軽量化し中日で登攀することにした。

アプローチ

鈴鹿、菰野、春日井でメンバーをピックアップし東海北陸道で高山に入った。ちょうど昼になったので、高山ラーメンでもということで、道すがらの麺屋伊吹に立ち寄った。
麺屋伊吹のつけ麺
上高地バスターミナル
雨の中歩き出す

上高地

バスを降りると雨だった。観光客はまばらで、レインウェアの登山者と行き交うが、天候が不安定なため人は少なかった。登山届を出し歩き始めたが雨が強まったのでビジターセンターに立ち寄り雨宿りをした。登山者にとって上高地jは単なる通過地点なので施設に立ち寄ることはあまりない。嘉門次小屋の受付が15時なので急ぐこともない。梓川は増水していた。川の辺りにクサボタンが咲き始めている。もう秋の始まりだ。
クサボタン
河童橋ビジターセンターで雨宿り
明神

嘉門次小屋

嘉門次小屋の宿泊はもちろん、初めてだった。上條嘉門次は、日本近代登山の父、ウォルター・ウェストンの山案内人として知られている。小屋の囲炉裏の部屋には、ウェストンからもらったピッケルやちょうに使った鉄砲が壁にかけられていた。ここの小屋ができて140年という。岩魚の塩焼きは絶品だった。
食事メニュー
鉄砲とピッケル
囲炉裏の間
お風呂もある
今夜の夕食のイワナをさばいている

岩魚の塩焼き

岩魚の塩焼きは絶品だった。炭火でじっくりと時間をかけて焼いているので、頭から食べられる。囲炉裏部屋は居心地がよく、ゆっくりと静かな時間が流れていた。お風呂にはいってから17時に夕食がはじまった。明日はハードな行程なので、18時過ぎ早々に布団に入った。
じっくりと炭火で時間をかけて焼く
岩魚の塩焼き
骨酒もイワナの味がしてうまい