2021年7月14日 No.1369

大雪山 黒岳  Page1

【行程】

2021年7月14日 No.1369
鈴鹿4:30〜5:30中部空港SKY761便7:20〜9:00新千歳空港、レンタカー9:30〜層雲峡ロープウェイ12:50〜ゴンドラ〜黒岳山頂15:15〜ロープウェイ17:00〜旭川市内ホテル「アートホテル旭川」18:30
撮影機材 OLYMPUS EM1 mark3 ED12-200mm GoPro9

YouTubeバージョンはこちらですhttps://youtu.be/O0AkzFak-ZY

【概要】

宣言が解除されたので北海道の大雪山系に登ることにした。お気軽に登れる山は旭岳で、未踏の山だった。気軽に登れる山を老後の楽しみにしていたが、ぼちぼちその時期に差し掛かったようだ。初日は移動があるので半日で登れる山をチョイス。ロープウェイが利用できる層雲峡の黒岳になった。そして二日目に旭岳に登ることにした。花の視点で見ると性格の違う山で、草付斜面に咲く花が見られる。一方旭岳は。砂礫地を好む花ばかりだ。あとから振り返ると。花の種類の多さでは黒岳に軍配が上がった。

北海道遠征初日

移動日を設ければ、ゆったりと登れるが、あまり家を開けられないので、1泊2日で計画した。朝、早い便と夜の便があれば北海道の山でも2山は登れる。ピーチはお値打ちだが、帰りの便を考えてスカマークにした。朝7:20中部発があり、千歳からレンタカーで道央高速で層雲峡に入った。
セントレアに向かう
セントレア
スカイマーク761便B737-800 桜マーク
セントレア離陸
上空は天気がいい、あたりまえか
中部山岳上空
雲が多くて山が同定できない

アプローチ

航路は中部山岳を飛び越え日本海から北上する。中部山岳を撮影したかったが、雲が多くてどこを飛んでいるのかわからなかった。新千歳空港からは、レンタカーで道央道を層雲峡まで走った。200km以上はあるが約3時間強で層雲峡のロープウェイPに到着した。2日とも曇で昼過ぎに傘マークも出ていたが、平野部では天気は上々だった。
北海道の台地
道央高速から暑寒別岳が見えた

層雲峡ロープウェイ

料金は往復2400円、ゴンドラ800円ゴンドラの最終が17:30なのでそれを意識して黒岳を往復した。歩き始めると参道の脇に多くの種類の花が目についた。よく目につくのは普段見慣れない植物だ。ウコンウツギがそれで、北海道から東北地方北部の亜高山帯に分布する高山植物で、登山道脇に群生していた。花の形からウツギであることはすぐに分かった。前回、富良野、十勝岳でもたくさん見かけた植物だ。
ロープウェイからの展望
ゴンドラ終点から歩きはじめ
ウコンウツギ

登山道

ゴンドラの終点から山頂まで登り1時間10分の行程だが、花が多いので遅々として前に進まない。全部撮影していたらきりがないので、適当に間引きながら撮影した。草付斜面に育つ花がたくさん咲いていた。カラマツソウ、キバナノコマノツメ、ウコンウツギ、チシマヒョウタンボクなど。ヒョウタンボクは白い花でアルプスの亜高山域でよく見かける。ここのは赤い花が特徴的だ。
カラマツソウ キンポウゲ科
キバナノコマノツメ スミレ科
チシマヒョウタンボク スイカズラ科

野鳥

警戒心のないウグイスが盛んに鳴いている。しっかりと撮らせてもらった。これだけ警戒心のないウグイスもめづらいいと思いよく見ると、どうも若鶏らしい。他にどこかで聞いたような鳴き声の招待は、後でわかったことだが、ルリビタキらしい。何箇所かで鳴き声が聴かれたが姿が見えなかった。コザクラがしていたが、エゾコザクラというらしい。翌日、旭岳の湿原でたくさん見られた。
ウグイスの若
チシマノキンバイソウ
エゾコザクラ
チシマキンバイそう
ハクサンチドリ
エゾノハクサンイチゲ キンポウゲ科
チシマフウロ フウロソウ科