2021年6月21日 No.1365

秋田駒 秋田  Page1

【行程】

2021年6月21日 No.1365
8合目登山口〜阿弥陀池〜横岳〜焼森〜8合目登山口
撮影機材 OLYMPUS EM1mark2,3 ED12-100mm ED4-140mm GoPro9

YouTubeバージョンはこちらですhttps://youtu.be/H03LvhUAKa0

【概要】

東北遠征が梅雨入りと重なる。初日を月山、二日目を花の百名山、森吉山の予定だったが、天候判断で二日目に秋田駒と森吉の2山に登ることになった。午前は曇り予報だったが登ることにした。前夜は8合目で車泊。マイカー規制は21日からだったので、20日は8合目まで入ることができた。ただ帰りはバスの後ろをついて走らされた。ガスで展望は全くなかったが、ミヤマダイコンソウ、ミヤマキンバイ、チングルマ、シラネアオイなどの高山植物が見頃だった。

8合目登山口

前夜に登山口まで入り車泊した。マイカー規制は翌日21日より、アルパこまくさよりシャトルバス運行。天気予報は曇り予報だったが、ガスで視界はなく、霧雨の状態だった。少し様子をうかがったが、明るくなってきたので出発した。我々の他にもう1パーティーが深夜に入ってきた。3時間あまりで集会できるが、ガスが晴れることはなく展望写真は撮れなかった。しかし高山植物が花の時期を迎えていて、足元の花を見ているだけで楽しめた。
オオバキスミレ
ミヤマスミレ
オオカメノキ

片倉岳展望台周辺

山道に入るとハクサンチドリがたくさん見られた。オオバキスミレ、ミヤマスミレ、サンカヨウ、ベニバナイチゴ、マイズルソウ、イワカガミなどの草花、ミネザクラ、オオカメノキ、エゾツツジなど樹木の花が見頃だった。カメラもレンズも防塵防滴だが、霧雨の中、撮影を続けているとレンズ、ファインダーが曇ってくるので、思うように撮影はできなかった。
ムラサキヤシオ
イワカガミ
マイズルソウ
ズダヤクシュ
ミヤマハンショウズル
ムラサキヤシオ
ミネザクラ
サンカヨウ
ミヤマダイコンソウ

阿弥陀池周辺では

阿弥陀池周辺では、ミヤマダイコンソウ、チングルマ、ミヤマキンバイなどが群生しいたが、ガスで全体の写真撮影は無理だった。接近した写真しか撮ることができなかった。今年の春、藤原岳で親しくなった、秋田の山岳ガイドの大川さんと再開できんが良かった。引率の仕事中だったので、少し話しただけだった。この既設、東北のどの山も高山植物の花が一斉に咲くので忙しそうだ。東北の山は少数の固有種はあるが、北アルプスの鉱山小物が一足先に見られるので、やはり6月が狙い目になる。梅雨の季節なので天候判断に悩まされる。固有種としてはサクラソウ科のヒナザクラが東北の山の固有種なので珍しかった。サクラソウ科の高山植物の代表格はハクサンコザクラだ。田中澄江の「花の百名山」の続編で秋田駒を選定している。この山の花としてヒナザクラを上げている。なるほどと思った。
ミネザクラ
ゴゼンタチバナ
ヒナザクラ
ツバメオモト
イワカガミ