2021年5月26日 No.1358
御池岳 鈴鹿山系 Page3


ミソサザイ
「みそさざい ちっというても 日の暮るる」 一茶。冬の季語として使われているが、冬にはあまり見かけない気がするが。ミソサザイ(ミソサザイ科)のような小さな鳥が鳴いても時の流れは変わらない、という意味らしい。小さな鳥で地味な色なので、大きな鳴き声は聞こえるがなかなか姿を捉えられない鳥だ。今年は殆ど満足な写真は撮れていなかったが、この日は、撮れる写真はミソサザイばかりだった。どうしてだろう。映像もそこそこ撮れたので、YouTubeで使うことにする。


オオルリ
もう1,2度撮影チャンスがあると思いながらカタクリ峠を下った。またまたミソサザイが出てきて目の前に止まった。警戒心なしだ。もう君はいいので、他の鳥出てこい、と願いながら谷を下っていくと、オオルリが待っていてくれた。空抜けで距離もあったのでうまく色が出なかったが、大きな口をあいて尾を広げて、力いっぱい鳴いていた。
