2021年4月27日 No.1344

国見岳 鈴鹿山系 Page1

【行程】

※国見尾根で上りヤシオ尾根で下る
御在所岳裏道国道登山口9:20〜9:55藤内小屋10:10〜国見尾根分岐〜12:20ゆるぎ岩・天狗岩12:30〜12:50石門13:05〜12:55国見岳13:10〜青岳13:25〜キノコ岩13:35〜岳不動尊道分岐14:50〜15:05藤内小屋15:30〜登山口16:00 6h50m 7km +890m
撮影機材 OLYMPUS EM1mark3 M.ZUIKO ED100-400 EM2mark2 ED12-100mm GoPro7

YouTubeバージョンはこちらですhttps://youtu.be/f2I9PxbGmgI

【概要】

季節感を出した山岳風景の写真撮影が目的で、国見尾根を登りヤシオ尾根で下った。アカヤシオの花がそろそろ満開になりそうで、それぞれの標高で見ごろは1週間ほどだ。緑の少ない時期なので、鮮やかさは出せないが、アカヤシオの花が鮮やかなのでそれなりに絵になる。今年はよく花をつけてくれた。ハルリンドウもたくさん咲いていた。野鳥はやはり夏鳥のオオルリが主役だ。この時期オスの縄張り争いで騒々しい。

オオルリ

駐車場を出るとすぐにオオルリが出迎えてくれた。梢で大声で鳴くのですぐ見つかる。空抜けで撮影は厳しいが、幸先のよいスタートになった。気温が低くサラッとしていて歩きやすい。新緑が今、鮮やかで緑のグラデーションが美しい。
オオルリ

藤内小屋

自衛隊が訓練で、小屋に宿泊しているようだ。隊員が3名留守番をしていた。ご主人の神谷さんに連休の宿泊状況を聞いて予約を入れた。コロナの影響で宿泊客は少ないようだ。訓練は前尾根でやっているようで、ちょっと藤内壁まで散歩に行ってみようといっていた。
北谷の新緑
オオルリ、こっちを向いてほしい
オオルリ、至近距離だがこちらを向かなかった


藤内小屋まで歩く間に何度もオオルリがいた。オスの縄張り争うが激しい。順次渡来してくるので、先着のオオルリに縄張りに入ってしまうと、それを追い出しにかかる。見る分にはいいが、じっとしていないので撮影が難し。たくさん見たと思っていて、メモリには数枚しか写真が残っていない。

国見尾根

登山者の少ない尾根だ。かなりの急登で階段を登るように休みなく登っていく。最初は植林で薄暗いがすぐに落葉樹林になり明るくなる。北谷を挟んで御在所の藤内壁を常に見ながら登っていく。御在所らしさが最も感じられるコースだと思う。先日から自衛隊が訓練で岩場に入っているようで、大きな掛け声が谷にこだましていた。前尾根を登っているようだ。休日は避けてもらっていると思うが、こんな日に前尾根に入らなくていよかったなと思う。
ハルリンドウ
中道上部のアカヤシオ
砦岩・立岩付近
フモトスミレ
国見尾根の岩場から見るハライド
国見尾根の境界
藤内壁全景
国見尾根上部のゆるぎ岩と天狗岩
ヒガラ
前尾根 自衛隊の人たちが訓練をしています
ヒガラ

ゆるぎ岩・天狗岩

  ここも国見尾根の見どころの一つだ。どれも上に登れるので、立ってみると面白い。もちろん展望は抜群だ。アカヤシオはまだ満開ではなかった。野鳥はほとんどがヒガラだった。
ゆるぎ岩と天狗岩
天狗岩
ヒガラ
ヒガラ
御在所岳
中道上部のアカヤシオ
砦岩・立岩付近