2021年4月10日 No.1337

御在所岳 前尾根 鈴鹿山系 Page2

P3

藤内壁全体を見渡せるロケーションで、快適に登ることができるピッチ。コンテで登る練習をしようかと思ったが、次回に回すことにした。なかなか登れない苦しさより、ここでは登る楽しさを味わってほしい。次に繋がると思う。
P3から見るP2やぐら
P3pの1ピッチ目
P3と国見岳
P3のクラック
P3を見上げる
P3からは藤内壁画一望できる

P2 やぐら

やはり、前尾根に来た以上は初心者でも、ここをパスする手はない。初級レベルだが、クラックやフェイスを切り替えながら登ることが学べる。核心は上部で、思い切ってフェイスに出るとすんなりと登れるが、露出感がありなかなか思い切りがでない。初見のHさんも今回、苦労した。P2は北面で日が当たらず、岩が冷たくて、核心まで登ると手が冷たくてしびれていた。
P2の上部
P2登攀中から見るP3
P2核心部のボルト
P2からの眺望
HさんP2登攀を見下ろす 核心部で苦戦
P2の終了点
P3からの眺望
P3からの眺望
P2懸垂下降

P2 懸垂下降

まだ時間が早いので山頂に抜けても良かったが、懸垂の練習も必要なので、P2で懸垂下降の練習をした。

【撮影機材】今回はコンデジを忘れての、iphoneとGoPro7のみで撮影した。登攀中はGoPro のみで、今回始めてヘルメットに装着して撮影した。頭の上はカメラの位置としてはいが、リードをしていると岩を何度も見るのでカメラがどうしても動いてしまう。また厳しい箇所は体が岩に近づくので岩しか映らなくなる。普通の登山ならいいが、クライミングでは問題が多い。セカンドの登攀の様子はそれなりに撮れていたが、登攀中の映像は動きが多くてう買えそうなカットが限られてしまった。今後、どうするか要検討だ。

前壁ルンゼを降りる

12時前に登攀を終了した。P7はパスしたものの、また、2人パティーであったので、初級者の初見とペアで3時間で完登できた。前壁ルンゼはまだ氷が残っていた。

本レポートで使用した登攀中の写真、GoProの映像から切り出したもの。4Kで撮影しているので、切り出しても解像度は十分にある。画質的にもそこそこ使えそうだ。写真のモードに知ればもっと良い画質が得られが、両手がふさがっているので思ったときに切り替えられない。
前壁ルンゼの氷