2021年3月18日 No.1333

藤原岳 Page1

【行程】

孫太尾根登山口〜丸山〜草木〜多志田山〜藤原岳〜避難小屋〜8合目〜大貝戸登山口
撮影機材 OLYMPUSE-M1mark3 M.ZUIKO ED 12-200mm
今回は花が歩きに遷延し機材は万能レンズで軽量化した

【概要】

好転に恵まれた。朝はぐんと気温が下がったが、日中は気温が上がり汗ばむ陽気になった。風もなく穏やかでフクジュソウのミスミソウの花は全開だった。孫太尾根はヒロハノアマナ、スハマソウ、ミスミソウが花の見頃になっていた。。

孫太尾根

丸山付近のセツブンソウは終盤だがまだ少し咲き残っていた。ミスミソウが先は慈恵mていた。この花も陽射しがあると白い花を開くのでよく目についた。ヒロハノアマナが咲き始めていて、気温が上がり始めると花が開きだした。
セツブンソウ
コショウノキ ジンチョウゲ科
カテンソウ

日本海側の気候要素の影響

藤原岳は本州の最狭部に位置するので日本海側の気候要素の影響をうける。樹木ではハイイヌガヤ、草本はミスミソウが見られるのがその特徴だ。今日は静岡から4人来ていただいたので、少しロングコースになったが、花の多い孫太尾根から登頂することにした。
ヒロハノアマナ ユリ科
ヒロハノアマナ
タチツボスミ レスミレ科
スハマソウ キンポウゲ科

スハマソウとミスミソウ

ミスミソウの話だが、この山より北西に位置する霊仙山や伊吹山の方が全体的に大きくなる。生育環境が北西に行くほどマッチするようだ。この尾根は大半がミスミソウだが一部分のスハマソウが見られる。よく似ているが、葉の形、萼片の形が違う。


草木に向かい徐々に高度を上げていくが、ミスミソウとセツブンソウ、ヒロハノアマナ、セリバオウレンが見られる。草木を過ぎると草本が見られなくなりブナが現れると急坂が始まる。野鳥は常連のシジュウカラとヤマガラが見られた。
ヒロハノアマナ
ミスミソウ
ヒロハノアマナ
シジュウカラ
シジュウカラ
ヒオドシチョウ
セリバオウレン