2020年10月14日15日 No.1304

白山(両白山地)  Page2

観光新道を振り返る

別当坂分岐から殿ケ池避難小屋の間のやせ尾根が展望が良い。駐車場には結構入っていたと思うが誰も降りてこないのでおかしいなと思っていると、2,3人が降りてきた。ガスが懸かって徐々に見通しが悪くなってきたが、天候の崩れはなく、ガスの行き過ぎるのを待ちながら山腹の紅葉の撮影した。

天候は予想に反して暑くて汗が流れた。避難小屋で昼食休憩し、もうひと頑張りに備えた。避難小屋から黒ボコ岩までは意外と長い。黒ボコ岩に付くとガスで何も見えなくなった。
ツルリンドウの実
白山室堂

晴れたりガスったりの繰り返しで、気分もそれに逆らわずで、とりあえず小屋で受付して山頂を見ながら様子をうかがった。小屋はコロナシフトしていて、12人くらいの部屋が貸しきりだった。ただし、食事はすべてレトルトでこの日はカレーだった。シュラフは持参で宿泊料金から500円割引。ただし、500円は売店でのみ有効なので、かにか買わないといけない。検温してマスクにシールを貼らないと小屋の出入りが出来ないシステムだ。

小屋に着いたときは青空だったが直ぐにガスに包まれた。しかしまた晴れそうだったので、とりあえず山頂をいってみることにした。食事は17時からで、この日はレトルトカレーだった。ご飯もレトルトご飯で、2パックが標準。漬物とゼリーがついた。朝食は中華ちまきの弁当にしてもらった。
夕日
雲海、木星、土星、いて座、南の空

さて、夕食後は星景撮影に専念した。2時間ほど粘ったが、なかなか思うようにいかない。レンズが曇ってくるので、撮影するごとにつゆを拭き取った。星景撮影の場合、星だけでは白山に来たい意味が無い。どこで撮影したか判らないからだ。市街地にいるときは天ノ川がとれないので、南の空を入れるとすると、背景は別山ということになる。シルエットはうつしこめると思うが、撮ってみないとわからない。ISO感度、露出時間、夕暮れからの明度の変化など、調整する要素が多く難しい。

南の空には今、木星と土星がいるのでわかりやすい。いて座もはっきりわかる。東の空は火星が上がってきている。北の空は、北斗七星とカシオペが直ぐに確認できた。いろいろと調整しながら撮ってみたがなかなか思うようにいかなかった。
西の空、街の明かり PANA LEICA8-18mm E-M1Ⅱ
火星と東の空、カシオペア、ペガスス 秋の四辺形
北の空 北斗七星 北極星
北の空
南の空
天ノ川と南西の空