2020年8月16日 No.1296
野洲川支流元越谷の沢登り Page2
仏谷
仏谷を少し進むと、小滝、ナメなど沢の美しさが徐々に少なくなり、高度を稼ぐことに専念した。傾斜は徐々に緩くなり、谷も浅くなっていった。途中で右俣と仏谷が分岐したので、左の右俣に入った。徐々に水流も少なくなっていった。カワトンボをよく見かけた。








乗越
県境稜線は風が通り涼しかった。沢装備を解除し、軽く昼食をとった。私は登山靴を車にデポしてきたので、履き替えたくても履き替えられない。スパッツを外しただけでも少しは開放感があった。休んでいると二組、登山者が通り過ぎた。ここを通過する登山者は縦走だろう。平野部は猛暑だが、低山でもやはり山は涼しい。我々も水沢峠に向かった。アキアカネがたくさん飛んでいた。



水沢峠
これまでに何度も通過してい峠だが、滋賀県側に下るのは稀で、沢登で使うくらいだ。南隣の仏谷峠と同じで、近江と伊勢を結ぶ生活路だったのだろう。先ほどの入道から鎌へ縦走中のお二人が峠で休んでみえた。
中俣
水沢峠からは登山道で中俣に沿って下る。登山道としてはあまり使われていなく破線道だが、踏み跡はしっかりとしていた。林道に上がるあたりが不明瞭だが、道なりに杣道を進むと途中で林道と合流した。林道を歩きゲートまで戻ると川遊びレジャーの車でごった返していた。
今回の反省点は、入渓地点を行き過ぎ20分のロスタイムと、登山靴とおにぎりを車にデポしてしまったこと。
