国見尾根 今日は藤内小屋泊なので時間にゆとりがある。アカヤシオも見頃を迎えているので、国見尾根経由で藤内小屋に降りることにした。また、国見尾根ルートには奇岩巨石があり、一見の価値はある。国見峠から20分ほどの登り返しはあるが、それ以上のものが期待できる。

左:藤内壁 右:伊勢平野と伊勢湾を一望できる

御在所岳 国見の石門
20分ほど登り返し国尾根分岐から少し進んだところに石門がある。何度見ても面白いが、メンバーが多いときは石門遊びが面白い。上の登ったり、門から顔を出したり、大人でも遊べる。山頂一帯のアカヤシオはちょうど見頃を迎えていた。アカヤシオの回廊を国見尾根に向かった。

石門で遊ぶ

石門 アカヤシオ

国見尾根のアカヤシオ
天狗岩とゆるぎ岩 さて二つ目の巨石は、おなじみの天狗岩とゆるぎ岩。クライマーは面白い石だとは見ない。一般登山者とは観点が違い、どうすれば面白く登れるか、登攀ラインを見てしまう。烏帽子岩がボルダーチックで面白そうだ。岩の上に立ってみると古いリングボルトが2本。時代は変わってもクライマーの本質は変わらない。

ゆるぎ岩

国見尾根から見る藤内壁

ゆるぎ岩
大岩 さて下山は、たばたさんが藤内沢出合いにザックをデポしてあるので、国見尾根の大岩から直接藤内沢あ出合いの少し下に降りた。このルートは登山道だがあまり知られていない。下山なら国見尾根を末端まで下った方が早いと思う。道型ははっきりとしているが荒れ気味。

シロヤシオ
アカヤシオは赤と茶の組み合わせから雰囲気が一変し、シロヤシオの緑と白はフレッシュに感じられる。花は季節を知る目安になっている。この時期は季節の進行が早く感じられる。
藤内小屋 夕食は18時までにね!という小屋のご主人の言葉を忠実に守り、17時30分に小屋に到着した。ほんまさんとわたしは、到着するやいなや、缶ビールで乾杯。夕食は、とりたての鷹の爪の和え物、コシアブラの天ぷらは絶品であった。

藤内小屋から見る夜景