４ピッチ目5.10a　このピッチもサイズの違うクラックがうまく繋がっている。まずはフレーク状のクラックで右上する。ジャムも決まる。カムもセットしやすいが、上部にOWの5.8が控えている大きいカムは温存した方がいい。グレード的には先ほどと同じく5.10aだが、癖もなく登りやすいピッチだと思う。

　　　　
写真左：右側の終了点　写真右：左側が懸垂ポイントと４ピッチ目の開始点にもなる

　　　　
カムを多用するので計画的にセットしないと足りなくなる。

　　　　　　
OWの出口には浮き石があるので注意が必要

4ピッチ目終了点から見下ろす。かなりの高度感がある。

　　　　
OW、さてどうしよう

　　　　
この辺り後続を撮影していると絵になる、みんなレイバックで登ってくる

５ピッチ目5.10a　さて５ピッチ目は先人クラックと呼ばれるところで、クラックのサイズも変化し、小ハングあり、なりより露出感が全身で感じられるピッチだ。先ほどのピッチもそうだが、スーパーレインの醍醐味が凝縮されているピッチだと思う。特にアンバランスを強いられるところもなく、プロテクションもうまくとれるので、クライミングの方に注力できる。

　　　　　
終了点はハンガーボルトがしっかりと設置されている

　　　　　
小ハング越えが核心か？

ハングを越えるところ

大テラスに出るとこのピッチが終了する。遅疑のピッチは右の方のクラック。