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■錫杖岳前衛壁(北アルプス)
〜錦秋の錫杖岳前衛壁で1ルンゼを攀じる〜

レポート No.911
日時:2015年10月4
参加者:sskさん、隊長、うさぎ

10月3日 四日市(17:00)〜新穂高温泉(22:30)
10月4日 駐車場(5:05)〜クリア谷(6:10)〜錫杖沢出合(7:00)〜1ルンゼ取付(8:00)〜登攀開始(8:20)〜終了点(12:20)〜(12:35)懸垂下降(13:30)〜ギアの整頓と休憩〜錫杖沢出合(14:20)〜クリア谷(14:30)〜登山口(15:35)〜(15:45)ひがくの湯(16:30)〜高山の王将〜桑名ライフページ〜四日市〜鈴鹿(21:30)

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5ピッチ目 5.8 30m ゴジラの背のようなカンテを登る楽しいピッチ。sskさん、カムを巧みに突っ込んでプロテクション。これくらいからルンゼに入っていき風が吹き上がってきて寒い。岩は乾いていた。


先行するTアルパインパーティー

   
5ピッチ目をリードするsskさん


sskさんのリード、絵になるね


錫杖沢の紅葉、朝よりも少し色づいたような

   
カメラが先行し、上からのアングルで撮影

   
クライマーがカメラを追い越し、ローアングルで撮影

     
風が吹き抜けている、寒い

6ピッチ目 5.9 30m さてどのルートを行くか。前回は残置のあるフェイスを登ったが今回は、凹角を登ってみた。隠れたクラックを見つけ巧みにプロテクションを確保。短いがフリーの面白さを楽しめる凹角だった。

   

   
最終ピッチの凹角の登攀

   
終了点からの展望

      
先週登ったジャンダルムと飛騨尾根がはっきりと見えていた。

登攀終了が12:20。前回よりも1時間30分短縮できた。時間にゆとりができたので、この先のピークP3を見たかったが寒くなってきたので、軽く昼食を済ませ帰ることにした。

懸垂下降 懸垂は6ピッチ。先行パーティーを追いかけながら降った。効率の良い懸垂で、1時間で懸垂完了。

   

   

最終ピッチの懸垂

     


最終ピッチの懸垂

   
西穂高岳           前衛フェイスを振り返る


ちょっとした秋を演出してみた


槍ヶ岳

下山完了  錫杖沢出合に14:20分に戻り、登山口に15時35分に到着した。こちらの効率の良い下山だった。下山後いつもの「ひがくの湯」で汗を流した。そして高山の王将で餃子とラーメンで夕食して、帰路についた。

烏帽子岩前衛壁1ルンゼは、すっきりとしたフェイスや凹角などをつなげて登る、手頃なマルチフリールートだと思う。穂高連峰を背にして登るロケーションは素晴らしく、それぞれの季節で登ってみたいルートだ。


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