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■藤内壁(御在所@鈴鹿)


レポート No.839
日時:2014年11月8日
参加者:usskさん、隊長、うさぎ

〜今日は、中尾根バットレス、一の壁、兎の耳でクライミング〜

 

登山口(7:00)〜(9:20)バットレス(13:20)〜昼食〜(13:50)一の壁(14:40)〜(15:10)兎の耳(16:40)〜登山口(17:10)〜長島スパーランド(6:20)〜自宅


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【中尾根バットレス】
4ピッチ目(人工)5ピッチ目(人工)
 さて、4、5ピッチ目はいつものように人工を練習することに。アルパインルートではアブミ登攀もある。やはり定期的に練習しておく必要を感じる。4ピッチ目は途中から人工からフリーに変わる。この変わるときの感覚にいつものことだが少し戸惑う。フリーの部分はハンガーが1個あるが基本はNP。カムを持っていないと怖い思いをする。グレードはそれほど高くはないが、それなりにかべは立っている。


4ピッチ目のアブミ登攀

   
5ピッチ目

5ピッチ目は人工ルートでヌンチャクが十数本必要。高度感、露出感ともに申し分のないピッチだ。谷川岳のダイレクトカンテも高度感のあるすばらしいルートだったが、また違った雰囲気を感じるルートだ。

   
左:4ピッチ目からバットレスを見下ろす 右:最終ピッチ登攀開始

   
左:うさぎの登攀 右:終了点は安定しているがざれているのでビレイを怠らず。

   
左:いつもは撮しているが   右:懸垂

    
左:5ピッチ目終了点からの展望   右:前尾根、TJさんどこにいるだろう


バットレスを振り返る

【一の壁】4ルート 一壁卒業ルート 5.10a さて一壁に戻り軽く昼食をとる。フェースを一本だけやって宇宙遊泳で締めくくりたい。身体が冷えてきたのでまずは再アップのために、4ルートをやることに。4ルートは一壁の卒業ルートといわれ、一壁の中ではダイレクトルートに次いで長いルートだ。書籍の日本百岩場にはグレードがYと紹介されているが、電子版では5.10aとなっている。全体的に登りやすくリードもしやすい。難しくはないが、ルートが長いので持続力と集中力が求められる。核心部はここと言い切れないが、強いて言うなら小ハングのところか。乗越はホールドがあるのでいいが出口が若干甘い。ここでうさぎがフォール。スタンスが甘いのがうさぎの欠点。慎重に足を置けば問題ないところだが。5m空けて登りだしたが途中で追いついてしまい、うさぎが真横に降ってきた。

   
4ルートをリードするsskさん

久しぶりにフォローで登れたので、振りを意識して省エネで登ることに心がけた。

        
左:4ルート  右:一壁は人は少なかった

   

さて4ルートが終わりフランケを見るとまだロープがあったので諦め兎の耳に立ち寄ることにした。

【うさぎの耳】ウェイクアップ 5.10ー ナチュラルプロテクションの登竜門。登りたいと思いつついつも、中途半端な時間になったり、クラックが濡れて居たり、疲れていたりで機会がなかったが、少し時間は押しているが条件もいいのでやってみることにした。タイミングが良く先行パーティーが終わったところだった。



今年の紅葉はいまいち

さてsskさんがオンサイトを狙う。NPなのでプロテクションはカム。ナッツも持参したが使うところあるかな。クラックルートに見えるがジャムは一部で、ほぼレイバックといっていい。TPならいいが、リードとなるとプロテクションが難しい。リードしたsskさん、上部フェレークでカムが決まらず敗退。

    
ウェイクアップをリードするsskさん

とにかく今日は登っておきたいので私がトップロープをセットすることに。耳の先まで巻きで歩いて登れるがウェイクアップの終了点はもっと下。岩をトラバースして一番上の終了点から懸垂でウェイクアップの終了点まで降り、トップロープをセットし懸垂で下った。

     
左:TRセット     右:セットし懸垂下降

さてうさぎの登攀。1段目のクラックは立っているがホールドもジャムもある。問題は2段目からで、全体的にうす被りが続く。もたもたしているとうでがパンクしてしまう。2段目は。ガバをとるまでにもうひとつジャムがきくといいが。得意のレイバックでからだを上げガバをとる。

   
うさぎの登攀

3段目も薄被りでもたもたできない。ここも得意のレイバックでぐいぐい上げていく。ホールドはしっかりとしているのであとはパワー勝負。

   
うさぎの登攀

  
手がパンクして2回テンション

TRならムーブがわかってしまえばいいが、レイバックが多いだけにカムのセットが難しそう。カムのセットを意識して登ってみると案の定、腕が持たなくなってしまい2回テンション。登るのはそれほど難しくないが、次の課題はどうやってリードするかだ。

        
sskさん、TRからスイスイと登った。


兎の耳

   
登山口に降りると日没、桑名に急いだ

長島スパーランドの花火 長島PAに到着すると大混雑。ところてん式に抜けていくしかなかった。50周年記念花火だそうで、わずか30分だったがすごくきれいだった。

   
50周年記念花火

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