■藤内壁(御在所@鈴鹿) |
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レポート No.839 |
〜今日は、中尾根バットレス、一の壁、兎の耳でクライミング〜 |
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登山口(7:00)〜(9:20)バットレス(13:20)〜昼食〜(13:50)一の壁(14:40)〜(15:10)兎の耳(16:40)〜登山口(17:10)〜長島スパーランド(6:20)〜自宅 |
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| ページ1 | ページ2 | プロローグ 紅葉ハイクも捨てがたいが、御在所の岩も気候的にラストチャンスになってきた。近くの本格的な岩場だが、今年は中々行く機会に恵まれず、数えてみると今年は12回目。え、結構行ってましたね。今回はsskさんと一緒だったのフォローで岩を楽しめた。今回はがっちりと登って、長島の花火でしめくくり。 アプローチ 裏道登山口に7時集合とした、すでに付近の駐車場から車が溢れていた。もう少し早くしたかったが少しでも気温の上がるのを期待した。藤内小屋の手前で大人数のクライマーに道を譲った。前尾根周辺で訓練をやるらしい。一ノ壁と被らないので一安心。今日はTJさん太刀は前尾根をやるようだが、すでに入っているようだ。小屋と藤内沢出合で小休止し一の壁へ。前尾根からTJらしき元気な声が聞こえてきた。こちらからも声を掛けると手を振ってきた。 【中尾根バットレス】 さて今日はどこからやるか。一壁は空いているが見上げると寒々さを感じる。そこでまずは、明るく開放的で高度感のあるバットレスから始めることに。準備していると御在所クライミングスクールのMさんが奧さんとお客さんと3人でみえた。1ピッチ目は正面ルートから入るらしい。我々はカリフォルニアドリーミング(以下CD)1ピッチ目から入ることする。右端はトカゲの1ピッチだが、離陸は出来るもののその先が続かない。グレードは11bらしい。sskさんリードで登攀開始。濡れたコーナーからの離陸が嫌な感じ。2週間ぶりのクライミングなので、身体と感覚と気持ちがアンバランス。正面ルートから入るとそれがアップになり感覚が戻ってくる。Mガイドパーティーは正面ルートから入った。
いつもは小テラスからの1歩目に苦労していたが、今回は振りであっさりと解決。これはフォローでゆとりができ、見て考えた成果か。ところがその上の浅いフレークのところで苦戦。リードの時はあっさりと通過していたところだが。どうしてだろう。ムーブを間違えてはまったようだ。いつもとは違う1ピッチ目で自分なりには変化があり勉強になった。 2ピッチ目(キャセイパシフィック5.10b) さて2ピッチ目はキャセイパシフィックに挑戦。CD2は変化があって面白いピッチだが、少しグレードが落ちるので若干物足りなさを感じる。そこで今回はキャセイパシフィックに挑戦することに。グレードは5.10b。いきなり薄被りから始まる。下から見ていると威圧感を感じるが、取り付いてみるとそれほど難しくはない。ガバで一気に身体をあげ出口にはカチがある。しかし2ピンまではいいが3ピン目あたりが難しい。 2ピンまではスームーズに進んだsskさんだが、3ピン目の手前でスリップしたようで、頭の上から降ってきて、私のヘルメットの上で停止。ピンの手前で落ちると落下距離が大きい。ズボンのお尻がかぎ裂きになった。 実際に取り付いてみると2から3ピン目が苦しかった。まだ身体がスラブに馴染んでなく、わずかなホールでスメアで立ちこめていない。ルートがカンテ沿いに移ると少し難度が落ち、気持ちよくスラブクライミングが楽しめた。 3ピッチ目(カリフォルニアドリーミング3 5.10a) さて3ピッチ目はどうするか。選択肢は3つ、CD3、トカゲ3、スカイセーリング。トカゲ3はCD3でTRをセットしたMガイドパーティーがやるやらしいのでCD3をすることに。スカイセーリング5.11bは手がでない。
さてCD3ピッチ目だが、薄いフレークあり、スラブあり、トラバース有りで変化に富んだ5.10aで面白い。フレークのカムをセットし、1ピン目を取ったところでsskさんフォール。シューズの先がすり切れているので仕方がない。 | ページ1 | ページ2 | 現在の閲覧数 |
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