■砦岩@御在所岳(鈴鹿) |
レポート No.758 |
満天星駐車場(7:30)〜中道登山口(7:50)〜立岩(9:00)〜(9:15)砦岩(14:40)〜(15:20)負ばれ岩(16:00)〜満天星駐車場(16:20) |
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プロローグ アルプスの紅葉を狙って歩きの山行を計画していたが、台風接近で天候が悪く急遽、近場の岩トレに切り替えた。御在所の岩場はこの季節、クライミングシーズンでクライマーの数が多い。藤内周辺の混雑を避け、砦岩に行くことにした。 アプローチ 満天星の駐車場に7時半集合としたが、到着するとすでに満車で、少し早く到着したtjさんとsskさんは駐車できたようだがとっちゃんは路肩に、われわれは無理に駐車場の端に車を収めた。朝まで雨が残ったようで、路面は濡れていて、青空が見えるもののあだまだ雲の多い天気だ。岩は濡れているので、クライミングには適さない条件だ。seitaroさん達は予定を変更して瑞浪に向かったようだが、われわれはどうするか。幸い風が出てきているので、岩が乾くと信じ予定通り砦岩に向けてて出発した。 登山道に入る手前でアケビを発見。はぜているのをとって3つほどいただいた。甘くておいしい。これで種がなければ食用として栽培してもいいだろうが。 湿度が高く、中道登山道の急登で汗が流れてきた。負ばれ岩で小休止し身体を冷やす。負ばれ岩のスラブもまだ濡れていて、登るとすれば帰りの駄賃にしようか。岩場はどこも同じようなコンディションだろうから、とりあえず砦岩まで行ってみることにした。立岩から10分で砦岩到着。やはり壁はまだ乾いていなかった。 最後の砦5.10a クラックから登るとグレードは下がる。まずはクラックでsskさんリード。 1 最後の砦 5.10a クラックが乾くのを待つことにしてまず、「最後の砦」から始めることにした。正規ルートは5.10aだが、クラックから離陸すると5.8程度になる。sskさんがリードでTRをセットした。クラックをフェースの練習になるのでウォームアップに都合のいいルートだ。この間に「上昇気流に乗って」にTRをセットした。 「最後の砦」だが、離陸してからのバランスが崩れやすい。ホールドが乏しく、左右に身体を動かしながらいいスタンスを探し身体を上げていく。ここは出だしからクラックからの合流点までが5.10aクラスで、その上のフェースは5.8くらいだ。 上昇気流に乗って 5.10a 離陸から2ピン目までは「b」くらいあると思うのだが。 「上昇気流に乗って」は5.10aとあるが、小柄な女性にはダイクにあるカチホールドがとれないので離陸がままならないと思う。女性陣のためにアブミをセットした。細かいスタンスとカチでからだを上げ、先ほどのダイクのカチに足が乗れば、上昇気流に乗れる。体感的には「b」としてもいいかな。
この間に午前中一度飛来した、三重県の防災ヘリがまたやってきた。旋回し国見尾根のコルでホバリングしている。どうやら要救助者がいるようだ。しばらく見ていると、ストレッチャーに乗せた人を引き上げているようだった。何か事故が起こったようだった。
ロープを2本おろして二つのルートをやっている時に、下の方から4人パーティーが上がってきた。先ほど立岩から見ている時に女神岩にいたグループだ。よく見るとtdさん達だった。我々5人に、tdさん達のパーティー4人が加わり砦岩が賑やかになってきた。tdさん達はヒップクラックからやるようだ。
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2013-10-6Copyright (C) 2013 k.kanamaru. All Rights Reserved. home |