■小川山(奥秩父) |
レポート No.754 |
駐車場(8:00)〜(8:30)水晶スラブ(12:30)〜(13:00)屋根岩1峰(15:50)〜駐車場(16:20) |
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プロローグ 夏の後半から、週末に限って天気が悪くなるという悪いパターンが続いている。もうそろそろいい周期になるだろうと楽観していたら、今週はなんと、台風がやってきた。遠征が可能な3連休だったけど、計画がキャンセルになったのは私だけではないはず。幸い、連休の初日だけは山行が許されたようで 、小川山の廻り目平をめざした。 アプローチ 連休初日に三ツ峠を予定していたが、タクさんたちは小川山へ行くということなので、我々も小川山に行き先を変更した。はらっぱさんとおいちゃんは高崎から、たくさんと本間さんは横須賀と鎌倉から、我々は鈴鹿から出発し廻り目平で14日の朝合流した。われわれは車泊で、八ヶ岳PAを利用したが、蒸し暑くエアコンを効かしたトラックのエンジン音がうるさくてしっかりと仮眠できなかった。6時に起きて廻り目へ向け車を走らせた。 水晶スラブ 八ヶ岳PAからは約1時間で廻り目平に到着した。まだ朝が早かったので終車場の車が少なかったが、テント場にはちらほらとテントが立っていて、連休の初日でもあるため混雑が予想された。廻り目平は標高が1500mほどあるため、清々しくさわやかな朝だった。しばらくするとたくさんたちとはらっぱさんとおいちゃんが到着した。はらっぱさんとおいちゃんは昨年の秋の谷川岳以来で、お久しぶりね。今日は総勢7名の賑やかなパーティーになった。さて、今日はどこへ行こうか。たくさんにお任せの結果、まずは水晶スラブへ行くことになった。唯一天候が期待できる連休の初日で、人気ルートは混雑が予想されることからの判断だったみたいです。 青空が覗くいい天気になった。屋根や砦岩などの岩峰群が興味を引いている。まずはパノラマコースで尾根岩の展望台へ登りトラバースで水晶スラブへ移動した。 水晶スラブは名の通りスラブのルートがメインだが、無名のクラックとフレークのルートがあり、7人の大所帯で半日遊ぶことができた。スラブは、ノイズ(5.11a)、やりろべえ(5.11b)、アバタもエクボ(5.10c)、越境者(5.10a)、ツイスト(5.10a)と無名クラックNP、無名フレーク(5.8)があり、 やりろべえ以外は触ることができた。 越境者@水晶スラブ 5.10a このルートはフレークの上あたりが核心で、フリクションでバランス良く立ち込みからだを上げる。朝いちで身体が硬く、慣れるまでは苦戦した。
ノイズ@水晶スラブ 5.11a 離陸は5.10クラスだと思うが苦戦した。核心は水晶の結晶(石英だと思うが)のある所からのフェース。壁が立ってきて、わずかなホールド、スタンスが良く滑って立ち込みが出来なかった。トポによると、スラブのスタンダードで、ボルトが増えたり減ったりと書いてあった。リードの場合、一本目のピンが遠いので離陸が怖そうだ。
やじろべえの右のフレーク@水晶スラブ やじろべえ5.11b(スラブ)の隣にレイバックに都合のいいフレークがある。トポに記載はないのでグレードはわからないが、5.8のようだ。ロープをセットしたので、みんなで交代してレイバックのトレに励んだ。いい練習になった。
アバタもエクボ@水晶スラブ 5.10c cになると難しくなってくる。フレークでアンダーを取ってからの一歩にみんなが苦戦した。 | ページ1 | ページ2 |
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