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■烏帽子沢奥壁@谷川岳
〜凹状岩壁を登り中央稜を懸垂下降〜

レポート No.739
日時:2013年6月9日
参加者:たっくん、本間さん、james、とっちゃん、隊長、うさぎ

鈴鹿(6月8日18:00)〜(6月9日0:40)土合(4:30)〜一の倉沢出合(5:20)〜テールリッジ末端(6:00)〜奥壁取付(7:30)〜登攀終了(11:30)〜中央稜懸垂下降〜中央稜取り付き(15:00)〜テールリッジ〜一の倉沢出合(16:50)〜土合(17:50)〜鈴鹿(6月10日1:30)

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懸垂待ち 帰路は中央稜を懸垂で降りる予定だが,先行パーティがいるので,1時間ほど昼食休憩を入れることにした。とがった岩がローソク岩でその手前の岩塔に登って遊んだりした。

さて登山は下りの方がリスクが高いがクライミングも同じだ。ルートを熟知しているタクさんがいるので安心して懸垂できるが,方向を間違えると正面壁や北陵に入ったりしてしまう。先行パーティは1時間以上前に下り始めていたが,大きなルートミスをやってしまったようで,我々の方が先に中央稜取り付きに到着した。

    
イワカガミ            ハクサンイチゲ

中央稜を懸垂下降 〜登攀と同じ、2パーティーに別れ最初は25m懸垂を4回繰り返す〜 
さて懸垂はタクさんの経験値から短いのを回数こなした方が効率がいいということで,2パテーィーに分かれて,25m懸垂を4回,50m懸垂を3回で中央稜取り付きに到着した。

  
中央稜を懸垂下降、すごい高度感だ

  
中央稜を懸垂下降


25m3本目の懸垂、狭いテラスに降りる 

〜懸垂5本目からは50m懸垂を3回で取付へ〜
 落石には最新の注意をはらったが,最後の懸垂のロープ回収で,ロープの結び目が岩を剥がしてしまったようで,落石を起こしてしまった。直下から移動していたのでことなきをえたが,ロープの回収にも注意をはらいたい。

     
高度感のある懸垂           狭いテラスで懸垂準備


テールリッジと一ノ倉沢の雪渓

     
タクさん懸垂            懸垂準備のjames

  
最後の懸垂

テールリッジ ここでクライミングは終了。アプローチシューズに履き替えた。テールリッジの下降も安易な行動は危険だ。末端と途中で傾斜のきつい所2か所でロープを出し安全に下った。雪渓の下降もアイゼンを持ってきたので使った。なくても下れる傾斜だが,あった方が安心だ。

  
アカモノ          テールリッジを下る


一の倉沢を振り返る


豊かなブナ林

  
一の倉沢出合にて記念撮影          タニウツギ

土合に戻ると18時前になっていた。さて今からが大変な距離を一人で走りきらなければ。その前に皆で赤城のSAに寄って夕食を取った。520キロを走り鈴鹿には1時30分に到着した。家を出てから家に帰るまでが登山と心得ている。従って運転で事故があってはつまらない。気を抜けるのは家に無事にたどり着いてからだ。翌日の勤務に備えお風呂にはいって布団に潜り込んだ。

 


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