2008年11月29日 釈迦ヶ岳(大峰) |
鎖場の鎖の先端につけられている銅製のタグ。どうやら寄贈者と制作者の名が刻まれているようだ。細工人を書かれているので、年代物のようだ。鞍部まで戻り一息入れる。ここにある大きなコブをつけた巨木が目にとまった。針葉樹であることは間違いないが、どうやら枝振りを見ると檜でもなさそうで、イチイかと思われる。イチイは亜高山域の樹木だが果たしてそうだろうか。葉を確認したいが高くて見ることができなかった。 太古の辻まで戻り奥駈道に別れを告げる。帰路は木の階段の有り難さがよくわかった。二つ岩で一息入れ階段道が終わる頃に、朝出会った親子に追いついた。での辺りまで行ってきたのだろうか、子供はかなりの大冒険だったようで、大きな声で文句を言いながら必死で親について行く。最近は自然体験、社会体験が不足し、自然や人とのコミュニケーションもろくにできない子供が多くなってきているが、そんなことを考えると、実にほほえましい親子だった。後日おとうさんの「しょうた」さんから掲示板に書き込みがあり、この日に釈迦ヶ岳を共有できたことをうれしく思った。 快調に下って太古の辻より約1時間で小仲坊に到着した。キャンプ指定地もあるようで、利用料はアルプスと同じく500円となっていた。いつか利用することがあるかもしれない。山間の宿坊とあって、時刻は15時を過ぎたところだが夕方の雰囲気だ。林道を下り駐車場まで戻り帰路につく。途中、不動七重滝を撮影する。完
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