2008年11月29日 釈迦ヶ岳(大峰) |
山頂では一組のご夫婦が展望を楽しいんでいた。今までガスで何も見えなかったのに、やっとガスが晴れてきたとのこと。大変喜んでいた。ご夫婦が山頂をあとにすると、誰もいなくなり独占状態となった。山頂には一等三角点の標柱と釈迦如来像がある。相変わらず風が強く、山頂をなめるように雲が駆け抜けていく。青空が出るのを待って撮影するが。初めてのロケーションなので勝手が分からず、狭い山頂をあちこち動き回ってみた。 ここの山頂は釈迦の大きな銅像が印象的だ。シロヤシオなどの灌木はあるが展望には優れている。八経までの稜線がくっきりと見えているので距離感がつかめる。起伏もそれほどなさそうなので、歩いて半日の距離だろう。軽装なら無理をすれば一気に弥山まで行けそうだ。途中の五仙宿あたりで野営してのんびりと歩くのもいいかなど、いろいろと行程が気になってくる。青空が見え少し暖かくなってきたので、ここで昼食休憩にした。メニューは、昨日スーパーで買った唐揚げ、カップ麺、おにぎりで、いつもより少しリッチな気分となった。40分ほど山頂に滞在し帰路についた。 快調に下って深仙の宿まで戻った。大日岳が稜線ごしに見えている。さて山頂の行場を覗きに行ってみよう。登りで出会った親子だが、雪面に足跡もないので、ここまでも来ていなかったようだ。 稜線には大日岳への分岐案内がある。少しくだって鞍部にザックをデポして山頂へ向かう。岩場を避けて右から回り込んで山頂に立てるようだが、それでは面白くないので、この行場を鎖を頼りによじ登ることにした。年代ものの銅製と鎖が山頂から垂れ下がっているので、これに掴まって登っていく。体を岩に近づけると足のグリップが甘くなるので、基本通り体を岩から離して登る。雪が着いているところがあるので注意しながら登った。岩場からの展望は抜群で、先ほどまで山頂にいた釈迦ヶ岳や通過してきた深仙の宿がよく見える。山頂には銅像が設置されているが店簿はよくなかった。帰路も鎖場を下って稜線まで復帰した。
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