2007年11月3日4日 鈴鹿幕営 イブネ、雨乞、国見(鈴鹿) |
■鈴鹿幕営 イブネ、雨乞、国見 2007年11月3日4日 No.428 じんじんさん、いわなっちくん、隊長 〜恒例の秋の山行、よく歩きました〜 少し標高が下った七人山あたりは、ブナやミズナはすでに落葉しているが、シロモジやヒロハカエデがちょうど見頃になっていた。落葉し明るくなったブナ林にシロモジの黄色がアクセントになっている。ザクザクと落ち葉を踏んで七人山の東端へ進む。 東端から一気にコクイ谷出合いに下る。300mの標高差があるので、葉の色付き具合の変化が面白い。 さてここから国見岳へは、ヤシオ尾根を登ると最短距離だが、今回は上水晶谷を一般ルートで登ることにする。このルートは利用価値があまりないらしく踏み跡が薄い。傾斜が緩やかな谷沿いのコースで、二次林が美しい。2、3人の登山者と行き交う。コクイ谷分岐から約1時間30分で国見峠に到着した。ここは御在所や国見への要所となる峠なので、登山者の往来が多く賑やかだ。 岩場まで国見へのルートを進み、そこで大休息を入れる。ちょうど昼になったので、何人かの登山者がお弁当を広げていた。風もなく穏やかで、クライマーの声が谷に響いていた。女子ワンゲル部が大きなザックを担いで声を掛け合いながらやってきた。はたしてどこから縦走してきたのだろうか。このような賑わいもまた、山ならではの情景だ。 国見岳山頂に立ち寄る。岩の上に立つと369度のパノラマが広がる。紅葉は盛りを過ぎている。色あせた雑木林の向こうには御在所岳が頭をのぞかせている。ここは、国見尾根のゆるぎ岩や、尾根斜面の紅葉など見所の多い所だ。帰路はキノコ岩に立ち寄り、ブナ清水経由で帰ることにした。
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2007年10月28日 Copyright (C) 2007 k.kanamaru. All Rights Reserved. home |