2006年11月25日26日 編笠山、権現岳(八ヶ岳) |
■編笠山、権現岳(八ヶ岳)2006年11月25日、26日 No.388 隊長、うさぎ ○11月25日(土) ○11月26日(日) 広い野営場を見て、どこに設営するか戸惑う。地面は固まった雪でフラットになっているので、どこに設営しても条件は同じだ。雪が凍っているので、雪面に差し込んだペグがよく効いてくれる。とりあえずはテントの中に入って昼食にする。火を使うと暖かくなり、空腹を満たして横になると、うとうとしてしまった。日没までには2時間ほどあるので、権現に続く稜線に散策に出かけた。少し登るの樹林がなくなり稜線からの展望がよい。ギボシのひとつ手前のピークまで行って展望を楽しみむ。
この季節、日没は早い。テント場に帰り着いてすぐに日が落ちてしまった。物音ひとつしない静かな寄るが。編笠山の上には、三日月がきれいに輝いている。夕食を済ませて横になったが、時刻はまだ5時を少し過ぎたところだった。しかし、シュラフに潜り込み暖かくなると、今朝の早朝出発のための睡眠不足から、すぐに目が閉じてしまった。9時過ぎに目が覚める。少し横着をしてカバーもつけずに、ダウン800gのシュラフだけだったのがまずかった。なので、カバーをつけてレスキューシートをかぶせたら暖かくなってきた。途中、何度か目が覚めたが、4時過ぎまで眠ることが出来た。 シュラフを抜け出し、朝食の準備にかかる。くみ置きしてある水も半分ほど凍っている。まずはお湯を沸かしアルファ米の赤飯を作る。昨夜の野菜を煮込んだ鍋は完全に凍っているので、コンロにかけてうどんを入れて朝食とする。暖かいものが有り難い。行動食とアルファ米をザックに詰めて、ヘッデンたよりに権現に向かって歩き出す。山頂までの所要時間は1時間半なので途中で日の出を迎えることになる。 森林限界を超えたあたりで、東の空が赤みがかってきた。丁度、雲底が富士山の頂上あたりだ。予測はしていたが、天気は確実に下り坂に向かっているようだ。雲の切れ間もあり、まだガスが出来ていないので、展望も期待できそうだ。アイゼンを効かせながら慎重の稜線を進む。鎖場が何カ所かにあるが、鎖が雪に埋もれているところは特に慎重に通過する。
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2006年11月26日 Copyright (C) 2006 k.kanamaru. All Rights Reserved. home |