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2006年7月30日 加賀白山

 

2006年7月30日 加賀白山 No.372 隊長、うさぎ

市ノ瀬(5:00)〜シャトルバス20分〜別当出合(5:25)〜砂防新道〜(7:20)甚の助ヒュッテ(7:35)〜南竜分岐(7:50)〜黒ぼこ岩(9:00)〜(9:40)室堂(9:50)〜(10:40)御前峰2702m(11:10)〜池めぐり〜(12:50)室堂(13:05)〜黒ボコ(13:20)〜砂防新道〜別当出合(16:00)〜シャトルバス〜市ノ瀬(16:40) *コースタイムは小休止と撮影の時間を含む 累積標高1500m、歩行距離約14km

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弥陀ヶ原の木道を歩く

弥陀ヶ原の木道を歩く。以前は砂利道で歩きにくかったが、木道ができて自然保護にもなり、何よりも歩きやすくなったことが評価できる。ササが多くなってきているのが気がかりだが、所々にハクサンコザクラの群落がある。コバイケイソウモ群生しているが、今年は花がつかないのだろうか。ナナカマドもたくさん白い花をつけているので、紅葉の時期が楽しみだ。チングルマは夏の花だが、他の花たちよりも少し早く花を開くが、今年はちょうど具合で群生していた。鈴鹿の山では春の花の部類に入るイワカガミだが、ここのコイワカガミは今が見頃だ。このあたりまでくると、宿泊登山者と行き交うようになる。どうやら昨日は天気が悪かったみたいだ。


弥陀ヶ原のチングルマと御前峰と雪渓

ふらふらと花を見ながら歩いていると、室堂に到着した。立派な山小屋の赤い屋根と青空のコントラストが気に入っている。まだここの宿泊施設は利用したことがないが、きっとテントが担げなくなったらお世話になるだろう。岩の縁にはイワギキョウがたくさん咲いていた。昨年の秋は、別山からこちらを見ていたことを思い出した。時間さえあれば別山まで花を見ながら歩きたかったが、来年の楽しみにしておこうか。


弥陀ヶ原と別山

室生堂から御前峰は約50分の登りだ。急いで登ればもっと早く登れるだろうが、花が多いので撮影に時間を使ってしまう。車百合が今年もたくさん咲いていた。

登るにつれて、小屋がどんどんと小さくなっていく。天気がよいのがなによりだ。山頂で岩にもたれていると自然とまぶたが閉じてしまったようだ。この贅沢な時間をもっとむさぼりたいが、ここまで来たからには池巡りを欠かすわけにはいかないだろう。数百年前に噴火した火口は、まだ風化もそれほど進まず、岩肌に真新しささえ感じる。花は、チングルマとイワツメクサが主流だ。


山頂から室堂を見下ろす


御前峰山頂2702mだったか?


火口へ降りる


御前峰から大汝峰を見る


荒涼とした火口には、あちらこちらでイワツメクサが群生する


御池巡り


久しぶりに写真に収まってみた


兎は、UVカットの帽子とブレーカーを装着。


池もたくさんあるので、なかなか名前が覚えられない。


大汝峰を振り返る。

池巡りを終えて室生堂に戻ると、ガスがかかり始めていた。高山はやはり午前中が勝負だ。帰りのバスの最終便が気になるので、もう一度クロユリを見てから帰路についた。

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