2005_09_17,18,19 鷲羽岳、三俣蓮華岳、双六岳(北アルプス) |
■鷲羽岳、三俣蓮華岳、双六岳(北アルプス)2005年9月17〜19日 No.341隊長
サブザックに水と昼食、雨合羽などを詰め込み、テント場を後にする。ハイマツ帯を過ぎると鷲羽岳への急登が始まる。サブザックなので身軽だが、昨日の疲れが取れていたいようで、足がだるい。
1時間ほどで鷲羽岳の山頂に立った。雲が少なく360度のパノラマを存分に楽しむことができる。双六岳の向こうに見える笠ガ岳が印象的だ。薬師岳が巨大な山体を横たえている。大天井、穂高、槍方面が逆光になっているが、槍から延びる北鎌尾根は、恐竜の背中を思わせるギザギザで、迫力満点だ。三俣蓮華岳、双六岳のカールの台地が実に美しい。
鷲羽からの稜線は、ワリモ岳、赤岳、水晶岳へとつながっていて、手の届きそうな所に見えているが、水晶の往復には約4時間を要することを地形図で再確認する。もし水晶を往復した場合は、双六までの移動は難しくなり、再び三俣泊になる。午後になるとガスが出ることが予測でき、山頂を楽しむのは、蓮華岳、双六岳か水晶の選択になる。3日目の抜戸、杓子平経由の下山をするなら、今日のうちに双六にもどる必要がある。迷ったあげく、水晶は次回に別のルートからということにして、黒部源流最初の一滴経由で三俣野営場に戻ることにした。
鷲羽岳を後にして、隣のワリモ岳山頂に立つ。赤岳、水晶岳が見るには絶好のポジションだ。水晶岳を見ていると登校意欲を刺激されるが、昨日の疲れが足を引っ張り、今日のうちに双六野営場まで戻ることを再確認する。 ワリモを降りて、岩苔乗越まで降りると、なんとマウンテンバイクを携えた若者二人組がいた。テント泊の装備にマウンテンバイクを合計すると相当の重量になるはずだ。マウンテンバイクをどうやって使うのかわからないが、アルプスの中心部分の標高2700mまでマウンテンバイクを運んだきたことは確かだ。
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2005_09_18 |