2005_07_17 小蓮華、雪倉、朝日(北アルプス)
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■白馬大池、小蓮華、雪倉岳、朝日岳(北アルプス)2005年7月16日〜18日 No.333 隊長、うさぎ ページ1(1日目) ページ2(2日目) ページ3(2日目) ページ4(3日目) 二日目は4時に起きて朝食の準備にかかる。メニューは雑炊など。テントを撤収し5時半に出発した。出発は遅い方だ。梅雨明け間近で、芳しい天気ではないが、ある程度の展望があるのがうれしい。大池を後にして、ハイマツ帯を子蓮華岳に向かって緩やかに登り始める。今年は残雪が多いのか、チングルマの群生は見られなかった。ミヤマダイコンソウと ツメクサがよく目につく。ハイマツの下を覗き込みながら、リンネソウを探す。前回来たときはこの雷鳥坂で雷鳥の親子が愛嬌をふるまいっていたが、今回は見あたらない。ハイマツ帯を抜けるところに少しだけコマ草が花を開いていた。
森林限界を超えた稜線は大変展望がよく、稜線越しに白馬岳、杓子岳、鑓などの山々が一望できる。残雪の残る窪地には花畑になっていて、ハクサンイチゲとシナノキンバイの競演は見応えがある。他には、イワカガミ、ハクサンチドリ、ミヤマアズマギク、チシマギキョウ、ハクサンフウロ、ハクサンコザクラ、アオノツガザクラ、タカネヤハズハハコ等が見られた。
まとまった花畑を見つけるたびに立ち止まるので、なかなか先には進めない。これからの長丁場のことなど忘れてしまいそうだ。小蓮華山は稜線上のピークだ。今回のルートでは最も標高2769mある。しばらく展望を楽しみながら小休止をとる。
小蓮華山からは少し高度を下げ40分ほどで三国境に到着した。ザックをデポして、白馬までのピストンも考えたが、欲を出さずに花に時間を使うことに。三国境からは一旦高度を落とす。
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