駐車場でキセキレイが忙しく鳴いていた。オオルリの囀りが聞こえた。先週末に鈴鹿南部で確認したが、ちょうど4月第2週の渡来は昨年同様。サシバが飛ぶ可能性があるので、上空を気にしながらコグルミ谷登山口に下った。

キセキレイ

国道歩き

国道歩きは意外と野鳥が撮りやすい。シジュウカラ、ヤマガラ、オオルリ、イカルなど、上空にはサシバが飛ぶこともある。木が芽吹き始めた、シロモジ、イヌシデ、ヤマザクラなど。

キブシ
キブシ
シロモジ
ムラサキケマン
イヌシデ
ヤマザクラ
シジュウカラ

コグルミ谷

ミミソサザイが鳴き始めた。早速、撮影のチャンス到来。姿を見れば比較的長くさえずってくれるの撮影しやすい野鳥だ。

ミソサザイ
ミソサザイ
ミソサザイ

足元を見ると、日当たりの良いところでカタクリのつぼみが膨らみ始めていた。

ナガバノスミレサイシン

キクザキイチゲ

岩の上に咲く、キクザキイチゲ。今年も咲いてくれた。

スズカボタン
ニリンソウ
ヤマネコノメソウ
コグルミ谷
シロバナネコノメソウ
シロバナネコノメソウ

アオゲラ

朝から鳴いていた。長命水あたりで姿をとらえたが、枝かぶりで遠いが、強引に撮影した。谷で暗くF4開放でSS640まで落としISOを下げた。繁殖期で縄張り主張でよく鳴くので存在は分かるが、なかなかいいポジションに来てくれない。

アオゲラ
アオゲラ
アオゲラ
アオゲラ
イワボタン

アトリ

アトリの大群がやってきた。渡去前に大きな群れになっていると思われる。越冬でシベリア方面から日本海を渡り、山形、富山あたりに入って各地に分散するようだ。還りのルートがその逆だと考えると、鈴鹿北部から福井、富山、日本海、シベリアということなか。大群できたが、こちらは谷にいるので尾根の木に留まっても撮影はかなり困難だった。カメラの鳥認識AF任せで撮影した。偶然に一羽にピントがあった。

アトリ
アトリ
アトリ

真の谷遡行

カタクリ峠を越えるとパタッと鳥に声が止んだ。風が強く気温が低い。カタクリは葉をたくさん出ているが、花の柄はまだ出ていない。バイケイソウが葉を伸ばし始めたところだ。キクザキイチゲ、スミレなどはまだ出ていない。シジュウカラ、ヒアガラ、アカゲラに混ざって、ゴジュウカラの鳴き声が聞こえる。フィー フィー フィー フィーと鳴くのでよく分かる。アカゲラやアオゲラの開けた木の穴に巣を作る。今回2カ所で確認出来た。アカゲラが来たらけたたましく鳴いていたので、警戒しているようだ。御池岳ではそれほど数は多くない。

ゴジュウカラ ペアで巣作りに励んでいる
ゴジュウカラ
ゴジュウカラ
ゴジュウカラ
ゴジュウカラ
バイケイソウ
カタクリ

アカゲラ

アカゲラも繁殖期に入ったようで、オスがメスを言いかけるシーンが見られる。忙しく飛び回るので撮影は中々難しい。

アカゲラ この個体は後頭部が赤なのでオス
イカル
別の穴のゴジュウカラ こちらも巣作り
ゴジュウカラ

シマリス

そしてやはりこの山の人気者はシマリス。外来種だが、しっかりとしたこの山の住人だ。

シマリス
シマリス

今回は谷中心に探鳥した。アカゲラは何度もチャンスがあるが、なかなかモノにできない。花は、キクザキイチゲ、タチツボスミレが咲き始めだった。

ミヤマカタバミ
アカゲラ

ヒガラ

シジュウカラ科の仲間では一番小さい。頭の冠羽がちょっとおしゃれ。山地に住むので山麓ではあまり見ない。小枝を動きまくるのでなかなか撮影が難しい

ヒガラ
ヒガラ
hひひgひがひがrひがらヒガラ
シカ

コゲラ

一番小さなキツツキ。

コゲラ
トビ
山腹のヤマザクラ

ヤマガラ

エナガ

ミノコバイモ

ミノコバイモ