【概要】ガスがなかなか上がらない一日だった。イヌワシの撮影がメインだが、ガスで撮影機会が少なく、一日粘っても出てこなかった。なので、時間の半分を散策に使った。伊吹山は自然が豊かだ。遊歩道で草地に草花や蝶、上平寺古道にはいると豊かな樹林があり、その環境に応じた草花や野鳥が見られた。

関ヶ原に入ると小雨がぱらついていた。このまま伊吹山に上がっても何も見合えないと思い、姉川のクマタカポイントを見に行くことにした。対岸の尾根に枯れ木が数本ある、たぶんこの辺りかと思うと、道路にカメラマンが並んでいた。伊吹山の西側は晴れ青空が見えたので、撮影は諦めて関ヶ原まで戻った。ドライブウェイのある東側はまだまだガスがかかっているが、上平寺越の古道をチェックしたかったのでとりあえず上がることにした。

遊歩道を歩く

西側は晴れで、東側は雲がかかっているので、とりあえず遊歩道を歩いてみた。イヌワシは西側を回り込んでくることもあるので、上空を気にしながら歩く。

西側は晴れている
東側は雲がかかっている

サラシナショウマの花の盛りが過ぎようとしていた。やはり花が多いと蝶も集まる。アサギマダラ、ヒョウモン、アゲハ、シロチョウなどが舞っていた。秋の花は地味だが、アキノキリンソウ、フジテンニンソウが見頃だ。

サラシナショウマ
サラシナショウマ
フジテンニンソウ
アキノキリンソウ

この時点で見通しがあるのはこの西側だけなので、ここで粘ってもいいいが、やはり実績のあるところで待ちたい。トビが低空を飛んでいた。獲物を探しているようだ。

西側は晴れている

小低木はツツジ科のハナヒリノキが自生する。有毒なので鹿が食べずに残っている。遊歩道には鹿の足跡や糞が見られる。夜、入って来ているようだ。環境的にはウラジロかなと思ったが、どうもそうではないようだ。

ハナヒリノキ
ああkあけあけbあけぼあけぼnあけぼのあけぼのsあけぼのそあけぼのそうアケボノソウソウ
シオガマギク
クサボタン
アカソ

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