伊吹山のイヌワシライブが今日で終了する。そして今日はニーナが旅立ってから49日。夕方16:20、ニーナの父と母が我々の前に来てくれた。そして、17:50に塒に帰って行った。なんと1時以上も我々に前にいてくれた。私たち家族を見守ってくれてありがとうといっているようでした。

餌不足という深刻な状況に果敢に立ち向かい、ニーナの為に必死に獲物を探してくれた父と母。今日は3羽で来てほしかったが夢は叶わなかった。ニーナは多くの人の心を鷲づかみにし、そして多くの人を伊吹山に誘ってくれた。たくさん花が咲き美しかった伊吹山は今では花が激減し、イヌワシに餌となる動物達も激減した。生活するには厳しい環境になってきた。環境の変化は、複合的な要因によるものだと思うが、少なからず人間が関係していることは間違いないだろう。このままではイヌワシが住めなくなることを、ニーナは自らの命をもって私たちに教えてくれたのだと思う。

今日は朝から現地入りした。ゲートのオープンが8時になったので、早朝の観察は出来なくなった。週末の土曜日ということで、ゲート間に車の列が出来ていた。

この日は朝からカメラマンが多かった。こんな時は、撮影ポジションより人の少ないところに入りたい。一通り撮影ポイントを見ながら降りてくると管理人が到着して見えたの合流した。今日はニーナの追悼で、チャットの仲間が始めて伊吹山に来てくれる。なんとかイヌワシを見てもらいたいと思う。

鹿
竹生島
ツバメが多い 渡りの準備かな

カケス

この日の朝からカケスが騒いでいた。

ヤマトシジミ

ヤマトシジミ

チョウゲンボウ 

チョウゲンボウが伊吹山に来ている。夏場は見かけなかったが、9月になりよく見るようになった。冬場は農耕地で見られるが、移動途中なのかもしれない。繁殖が終わったら子供を連れて自由に動けるので、餌のある所を探して移動してくる。

チョウゲンボウ
cchちょちょうちょうgちょうげちょうげnちょうげんちょうげんbちょうげんぼちょうげんぼうチョウゲンボウ

イヌワシ 雄

チョウゲンボウの後にイヌワシが出てきた。まず雄が谷を飛び国見尾根の方に向かった。そのあと直ぐに雌が続いた。被写体に光が入らず空は明るい。最悪の撮影条件だ。露出を上げたが足りなかった。

イヌワシ 雄
イヌワシ 雌
イヌワシ 雌
イヌワシ 雌
アケボノソウ
イブキトリカブト
フジテンニンソウ
シオガマギク
イブキトリカブトトリカブト

この時期は若鳥を多く見かける。警戒心が薄く撮りやすい。シジュウカラはまだネクタイをしっかりしていない。

ホオジロ
シジュウカラ若鳥

ノスリ

東登山道を歩く。南東斜面の上昇気流を狙ったが、どうやら風向きは南西だ。少し粘ると斜面の風をつかめて上昇してきた。トビではない、イヌワシでもない、お腹が白っぽい。ハチクマでもない。君は誰だ。ノスリ君だ。留鳥だが、冬場はチョウゲンボウと同じで農耕地で見かけるが、夏は涼しいところで避暑している。徐々に移動してきたようだ。伊吹山で夏は見なかった。

ノスリ
ノスリ
ノスリ
ノスリ
ノスリ