2024年3月8日 No.1537

鈴鹿山系早春の探鳥と花見登山

 

木和田尾根

クマタカ狙いで坂本谷を狙った。中腹でセツブンソウが咲き始めていた。カラスのモビングで樹間を忍者のように駆け抜けた猛禽類。クマタカだと思う。朝からカラスが騒いでいたので遭遇のチャンスを待っていた。しかし、一瞬で飛び去った。その後谷で二度、地鳴きが聞こえた。

谷上部のフクジュソウが見頃だった。昨年よりも雪が少ない。この傾向が続くとさらに生育範囲が狭まるだろう。温暖化が自然環境に影響している。
朝はまだ開かないミスミソウ
まだまだ冬の樹林

セツブンソウ

ほぼ例年通り節分その花が開いていた。撮影を始めるとカラスが騒ぎ出した。猛禽がいる。樹林の中なのでもし出てきても撮影は困難だ。

咲き出したセツブンソウ
咲き出したセツブンソウ
咲き出したセツブンソウ

マルミノウルシ

東斜面は暖かい。マルミノウルシの花が咲き始め、バイケイソウの葉が出始めた。セツブンソウも所々で咲いていた。

マルミノウルシ

フクジュソウ

フクジュソウは咲いているが雪が少ないのが気になる。石灰岩質の土壌なので保水力がない。雪解け水に頼るが、肝心の残雪がない。この状態が続くと生育環境が益々失われていく。

咲き出したセツブンソウ
ミスミソウ