2023年7月31日〜8月2日 No.1520
北アルプス剱岳八ツ峰の登攀
八ツ峰 8峰
7峰の懸垂はロープがスタックしやすいので、2ピッチに切った方がよい。支点が準備されている。懸垂1ピッチ目は振られないこと。2ピッチ目は短いがハングしているのでストンと落ちないこと。5>
狭いコルだ。長次郎側から易しい凹角を登ると、八峰の頭に登り着き登攀終了。頭からは池の谷乗越へ降りるが、浮き石が多く落石が避けられない。北方稜線に人がいないか確認し、コールしてから懸垂した。




北方稜線
池の谷乗越に降りるとほっとして気が抜けた。と同じに疲れが出てくる。少し気持ちにゆとりを持って、なかなかこれない北方稜線なので、楽しんで歩きたいものだ。今年hあ残雪が少なく、夏の花が少なかった。コルから剱岳へ登っていると雷鳥が出てきてくれた。5>





剱岳
剱岳13:30到着。やれやれ、池の谷乗越からの行程で、標高差はそれほどないが、バリエーションルートなので気が抜けないかった。今回の行程で剱岳は,一つの通過地点だが、北アルプスにおける存在の意義は大きい。これまでには何度となく山頂を踏んできたが、これが最後かもしれないと思うと、しっかりと見ておきたくなった。5>
別山尾根で下山
一般登山道とはいえ、剱岳の道は険しい。特に、前剱からの急降下は落石が多く注意が必要だ。疲労困憊した体に、下山とはいえ厳しかった。





途中で降雨
カニの横倍を過ぎると、降雨になった。アルプスの夏では、よくあることが。雨が冷たい。アルプスにいることを実感する。5>
剣山荘〜剱沢テント場
予定通り剣山荘に到着。ビールを仕入れてあとひと踏ん張りだ。剱沢小屋からの登りが堪えた。疲れているのであまり食べたくないが、アルファ米と、アマノフーズの中華丼でお腹いっぱいになった。三日目になるとアルファ米も飽きてくる。



