2023年6月4日 No.1516
前尾根で岩トレ後国見で花見
【概要】
岩トレで藤内壁に入った。続々と入ってきたので、空いているところで登るつもりだったが、大半が一の壁や後尾根に入っていった。当初、一の壁と中尾根のつもりだったが、予定を変更し前尾根に入った。こんなことはあまりない。P8からスタートすることにした。ドウダンの咲く季節なので、登攀後、国見岳まで足を伸ばし、国見尾根で下った。山岳会の小屋前でイナモリソウを撮影し車道に戻ると「平出和也」さんとバッタリ、夏フェスで名古屋に来ているようで、きょうは御在所でイベントがあったとか。今日は山岳会の小屋に泊まるそうだ。
藤内壁
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P8
前尾根は混雑しているのが普通で、なかなかP8から通しで登ることはない。しかし、この日は穴場だった。P8はフェイスルートで、グレードはⅤくらいでしょうか。ルート取りにもよるが。中央のルートは難しい。
P7
先行が1パーティーいたが、P8からの連続だったので、先頭を譲ってもらった。蛇の皮をやっていると後続に迷惑がかかるといけないので、今回はノーマルルートで登った。5>
P6
いつもクラックルートばかりだが、 この日は久しぶりにノーマルルート。終了点付近で先行パーティーに追いつく。5>
P5
藤内沢側を登る。スラブ、フェイスの変化のあるピッチで、ロープの流れを気にしながらプロテクションをセットするが、どうしてもロープが重くなる。ここでだったが、一の壁からドンという音と叫び声や怒鳴り声が聞こえてきた。何かあったようだ。5>
P4
いつもの様に北谷側から1ピッチで藤内沢側へ。2ピッチで登りP4の頭へ。P3が混んでいたら懸垂で戻るつもりだったが。大丈夫なようだ。5>
爽やかな風と青空。山は申し分のやい日和だった。
P3
コンテで登り、途中でスラブフェイスを登る。ここで京都のパーティー に会う。写真を撮ってもらった。5>
ドウダンが咲く時期なので、花を期待しながら登っていると、サラサドウダン、ベニドウダンがたくさん花をつけていた。縦走路から国見岳周辺に期待が高まった。
P2
P2は3人待ちだった。待ち時間が多く、登れないことが多い人気のピッチだ。3人待って登ることにした。この頃にやっと救助ヘリが来た。フランケの横でピックアップするらしい、慎重に岩場に近づいて救助活動が始まった。GWから3件目の事故だ。GWのときはP2でのフォール事故だった。少し事故が多すぎる。今回も後で聞いたらどうも基本的なミスだったようだ。5>
P1
登攀モードから花ハイキングモードに切り替え、P1に上がった。この日はオオルリが近くでよく鳴いてくれた。狙って撮ってもななかないいポジションで撮らない。機材も持ってないし、コンデジで最高倍率で撮ったが解像度はそれなりだ。5>