2023年5月16日 No.1511

鈴鹿国見岳・御在所岳「花と夏鳥」

【行程・登山者】

【5月16日】裏道登山口7:55〜藤内小屋〜国見尾根で探鳥〜ゆるぎ岩・天狗岩〜石門〜国見岳12:05〜12:20国見峠〜御在所岳13:00〜レストラン〜中道分岐13:00〜キレット〜地蔵岩14:25〜中道登山口15:00〜裏道登山口15:15 
OM-1 PANALEICA50-200mm TC20 sony α7M4 tamron 28 200mm


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【概要】

シロヤシオのいい年に写真取材をしておきたかったので、国見尾根を登る。国見岳周辺はやはり、シロヤシオが多い。竜ヶ岳のように草原のシロヤシオもいいが、こちらは岩稜のシロヤシオで、景観が違い退避が面白い。ついでに御在所岳も取材。藤内壁はよく行く。どうしても登山道の写真がおろそかになってしまう。シロヤシオ、シャクナゲ、ハルリンドウとセットで夏鳥も狙ってみた。野鳥撮影はとても時間がかかるので、下山時間をにらんで撮影した。

藤内小屋

爽やかな朝だった。気温が上がる予報だが、適度に風があり湿度も低そうだ。藤内小屋で休んでいると、コゲラとヒガラが遊びに来た。

コゲラ
ヒガラ
ヒガラ

北谷と藤内壁

北谷からみあげる藤内壁が好きだ。水量があったので早速、渓流と岩場を入れて撮影。水を流しをスローシャッターで撮影。風景はA7M4で撮影しているが、明るすぎてNDフィルタが必要だが。OM1はNTフィルタを内蔵している。こんなとき便利で撮影の幅が広がる。

北谷と藤内壁

国見尾根

国見尾根は最初から急登だ。カシなど照葉樹林が続き展望もない。しかし、夏鳥のキビタキはこういう環境に生息し、登り始めるとさえずりが聞こえてきた。

キビタキ

キビタキにターゲットを絞る。少し時間を使ってもいいので、じっくりと動きを待った。最和ここの国見尾根は登山者が少ない。待った甲斐があり少し姿を出してくれた。葉の茂った雑木の中にいることがおおいので撮影の難しい野鳥だ。これで野鳥坊主は免れ、気分的に楽になった。谷しむために登山しているのだが、真剣にならないと本当の自然観察は出来ない。
キビタキ
キビタキ
キビタキ
オオイワカガミ
境界石

オオルリ

オオルリもよく鳴いていた。木のてっぺんで縄張りを主張するので発見は比較的簡単だが、なかなかいいポジションに出てこない。

ヒガラもよく出てくる。種類はそれほど多くなく、他に、カケス、アカゲラなどの鳴き声が聞こえた。今日は風景撮影に主眼を置いているので、野鳥に付き合う時間は限られた。
オオルリ
ヒガラ
オオルリ
ゆるぎ岩

藤内壁展望

国見尾根から藤内壁がよく見える。登っていると全体が掴みぬくいが、一歩下がってみると全体が把握できる。この景観は唯一無二で、全国のクライマーを惹きつける。

一の壁
中尾根バットレス
中尾根
前尾根

ゆるぎ岩 烏帽子岩

展望に優れた岩場だ。28mmではちょっと狭いので、OM1 16mmで撮影。

この標高あたりから、ホンシャクナゲ、シロヤシオの花が見頃だった。
ゆるぎ岩
ハライド
オオイワカガミ
コハウチワカエデ
ホンシャクナゲ
シロヤシオ
シロヤシオ
青岳周辺のシロヤシオ
シロヤシオを釈迦
国見山腹と縦走路の シロヤシオ
県境稜線の群生するシロヤシオ
ハルリンドウ
ハルリンドウ
ミヤマシキミ