2023年5月2日 No.1506
御在所岳一の壁・前尾根・兎の耳
【概要】
中尾根のつもりで一の壁に入った。風が冷たく強いので、一の壁で様子を見ることにした。登り始めると直ぐに手がかじかんできた。これはちょっと無理と判断し、日当たりの良い前尾根に移動しP8から始めることにした。初級組はP8でマルチピッチのロープワーク。私とTさんとP7蛇の皮とP6クラックを登った。
一の壁
朝から冷たい風が吹いていた。寒気が入ったようで、日射しはあるが気温が低い。一の壁に入るとすでに日陰になっていた。中尾根も日陰で寒そうだ。とりあえず一の壁を登ってみることのした。
2,3ルートでウオームアップのつもりだったが。登ってみると岩が冷たく、指がしびれて感覚がない。これでは駄目なので、とりあえず日当たりの良い前尾根のP8に変更した。前尾根は日射しがあり岩が暖まっているので、気温が低くても登れる。
前尾根 P8
一の壁を退散し暖かい前尾根に移動。今日は前尾根も人が少ない。上部は風があるのでP8でマルチピッチの練習をした。
ルートは2本あり、カンテのルートはやさしいが、フェイスは難しい。初級の二人はハンギングビレイでピッチの切り方を講習した。
前尾根 P7
私はT三とP7蛇の皮へ移動。P7のノーマルは易しいが、蛇の皮は手応えのあるクラックルート。グレードは5.9となっている。
前尾根 P6
P6はクラックとチムニールートを登った。2段目のクラックが核心だ。グレードは5.9。
クラック チムニー
そして窮屈なチムニーが悩ましい。
兎の耳
まだ少し時間があったので、兎の耳を登った。ウェイクアップ5.10-。核心は中間部の凹角、ワントライで決めないと上部がしんどくなる。