2023年1月4日No.1484

風雪の藤原岳に登る

【行程・登山者】

【1月4日】大貝戸登山道で山頂往復
【撮影機材】OLYMPUS EM-5mark3 M.ZUIKO ED12-200mm GoPro9
レポート中で縦横比の16:9はアクションカメラ動画からの切り出し画像

YouTube https://youtu.be/8nD1IiCVdHI


【概要】

2023年度初登りは、冬型気圧配置による天候で山域が二転三転し、藤原岳に落ち着いた。冬型気圧配置の時は太平洋側が有利で、藤原岳は東に少し出ているし、登山道が風裏になるので、とりあえず避難小屋辺りまでは登れる。もちろん、積雪の状況によるが。それ以前に、天気の良い日を選んで登ればいいのだが。山屋に諭しても、聞く耳持たず。ということで、ガスと強風の中に突っ込んだ。

藤原岳

よく登る山で、登山記録を記したレポートを見ると、2000年以降で今回が96回目の登山になった。この山は少し縁があって、山と溪谷社のガイドブックの取材で足繁く通っているので、登山回数が多くなっている。天候判断も、気圧配置を見れば直ぐにわかるが、登山は天候のいいときばかりではない。

朝から天候が悪かったのでえ、登山者の出足も悪く、大貝戸の駐車場は空きがあった。
まゆみ
9合目

風雪の山頂

とりあえず避難小屋に入って小休止。天気が悪いので登山者は少なかった。風が強いので天狗岩は屋m手、山頂を往復することにした。

登山道は南東斜面なので風裏になり多少なりとも風が避けられる。山頂に立つも視界なし。時折薄日が入るが青空は期待できないので、早々に引き返した。
避難小屋前
ヤマガラ

野鳥も少なかった

荒れた日は野鳥も出てこない。嘘の鳴き声を効いた。ヤマガラが少し出てきてくれた。

今年の山は

2023年はどんな山旅が待っているのだろう。難易度の高いルートへの挑戦などはもうできないが、まだ登っていない国内の名山もいくつかの乗っている、落ち行く体力、技術、気力と相談しながら、中身のある登山を続けたい。