2022年12月3日 No.1477

鈴鹿山系初冬の神崎川散策Part1

【行程・登山者】


【12月5日】朝明駐車場〜白滝谷〜神崎川〜ヒロ沢出合〜ハト峰峠〜駐車場 【撮影機材】OLYMPUS EM-5mark3 M.ZUIKO ED12-200mm GoPro9

YouTube https://youtu.be/-Erc2zC2CEc


【概要】

朝、鈴鹿の山を見ると竜ヶ岳から藤原岳が白くなってきた。初冬から冬へ一気に季節が進んでいきそうだ。この季節、落葉した広葉樹の森を、落ち葉を踏みながらあるくのが身持ちがいい。冬型の気圧配置で、アルプスの高山は厳しくて入れないので急遽、低山歩きに変更になった。

羽鳥峰峠

前回と同じコースと被らないように、今回は、白滝谷を下ることにした。白滝谷は三重県側の朝明と滋賀の杠葉尾を結ぶルート。ハト峰峠の北側の分岐路から下る。道標あり。


ハト峰峠は冠雪していた。登山者が2,3人。
御在所岳
鈴鹿北部は冠雪
ハト峰
白滝谷

白滝谷

登山にはあまり使われない区間で、杠葉尾と朝明をつなぐルートだ。三重県側から神崎川に下るルートは何本もあるが、ヒロ沢や下水晶谷、タケ谷と違ってあまり使われていない。20年以上前は神崎川周辺はよく歩いていたがそれ以来で、記憶も薄れていた。


県境稜線からは緩やかな下りだ。鈴鹿は逆断層の山脈で、滋賀県側は鶏舎が緩やかだ。標高は約800mから600mまで緩やかに下っている。ブナの下限で稜線付近はブナの木がちらほら見かけた。カエデ、コナラ、ミズナラ、シデ、ケヤキなどの落葉樹林が続く。ナメコも昨夜の冷え込みで凍り付いていた。
 
白滝谷のナメ
白滝谷

神崎川

 荒廃した営林小屋を杉しばらく進むと白滝谷出合に出る。この谷も下半分は植林になっていて薄暗い感じがする。出合から神崎川右岸を進む。谷が深く天狗滝付近は大きな巻きになっている。途中でヒラタケをゲット。


右岸を進むとヒロ沢出合に到着。時間も遅くなってきたので、ここからはハト峰に向かってヒロ沢を登り返した。
神崎川
神崎川
神崎川