2022年11月6日 No.1472
藤内壁前尾根は寒かった(鈴鹿)Page1
【概要】
11月になると気温の低下で岩稜登攀が厳しくなってきた。藤内壁でも前尾根だけは日射しはあるが、昼になると日陰になってくる。日が陰り始めると直ぐに体が冷えてくる。待ち時間がもったいなかったのでP7をパスし、P6クラックでスタートした。寒かったのでP3で退散した。紅葉は北谷が見頃だ。さいきん、ファミリー登山が多くなってきて賑やかだ。
晩秋の御在所岳
中腹は紅葉が見頃だった。登山者が多く、やはり人気の山岳だ。藤内小屋の宿泊者はそれほど多くなかったようだ。ぼちぼち岩のシーズンが終了する。一の壁、中尾根は朝から日陰で、岩が冷えると登攀が厳しくなる。
前尾根は朝、日が当たるが、昼になると日陰になる。風もあるので厳しそうだ。





P6クラックルート
P7は4人待ちだったのでパスしてP6クラックから始めた。長谷川さん初リード。グレードが5.9なので厳しい。核心は2段目のクラック。
離陸さえクリアすればなんとかなる。ボルトはナシでNpだが、カムはしっかり効いているので、思い切っていこう。フォールしながらもなんとかクリア。このチャレンジがレベルアップになる。チムニーは出口で反転した方が登りやすそうだ。グレードはⅣだが、窮屈な姿勢になれることが肝要。




P5
P5は藤内沢側を登る。高度感があり、スラブ、フェイス、クラックありで面白い。もちろん展望が良い。ロープが屈曲するので流れに注意しながらランナーをとる。






