2022年4月19日 No.1432

鈴鹿御池岳花と探鳥登山part2

【行程・登山者】

【4月19日】
鞍掛峠〜コグルミ谷〜カタクリ峠〜バリエーション〜奥ノ平 ピストン
【撮影機材】OMSYSTEM OM-1 M.ZUIKO ED300mmF4 MC14 OLYMPUS EM-5mark3 M.ZUIKO8-25mmF4 GoPro9

YouTube
https://youtu.be/PpraLTUwzWM

【概要】


今日は、コグルミ谷の草花と真の谷の赤と青狙い。赤はアカゲラ、青はルリビタキ。若葉が出るまでが撮影チャンス。コグルミ谷もやっと草花が咲き始めた。キクザキイチゲ、ニリンソウ、シロバナネコノメソウ。野鳥はこの日あまり活発ではなかった。イカルがいた。今年はどの山域でも見られる。鳴き声はコマドリを確認できた。ヒガラ、シジュウカラ、ミソサザイはいつもいる。

コグルミ谷

前回から10日季節が進み、草花の花が多くなってきた。国道でタチツボスミレ、ヒメエンゴサクが咲いていた。シロバナネコノメソウ、ヤマネコノメソウ、スズカボタンなどネコノメソウが見頃になってきた。キクザキイチゲはそれほど多くないが見頃で、ニリンソウが咲き始めていた。オドリコソウ、ヤマブキソウなどこれからが楽しみだ。


野鳥は、国道を歩いているとオオルリが鳴き始めていた。しかし姿は見せず。夏鳥で4月上旬に渡来したようで、山麓付近で見られ始めている。今日は標高650m付近で確認できた。登山口付近では新緑が始まっていた。国道では野鳥が活発だったが、谷に入ると途端に静かになってしまった。
ヒメエンゴサク
キブシ
キクザキイチゲ
ナガバノスミレサイシン
キクザキイチゲ 日陰になっていたのでまだ花は開かない

コグルミ谷

谷に入ると急に静かになった。ミソサザイの鳴き声も聞こえない。ニリンソウ、シロバナネコノメソウなど足下の花を撮影しながら進む。タテ谷分岐付近はシロバナネコノメソウが多い。撮影していると急に騒がしくなってきた。


カケスが騒いでいる。繁殖期に入っているのだろう。カラス科の鳥でギャーギャーと鳴き声はけたたましいが、姿は美しい。なのでいつも撮影のチャンスはうかがっているが、なかなか撮影の難しい鳥だ。
カケス
スズカボタン
シロバナネコノメソウ
赤いヤクがきれいだ
イワボタンの仲間でヤクが4個でスズカボタンかな

真の谷

長命水でアカゲラの鳴き声が聞こえたので、少し粘ったが姿を見せず。カタクリ峠から下っていくとカタクリが咲いていた。これからが楽しみな花だ。


この山域ではタムシバは極少数派で、一本だけ見つけた。御池のタムシバも今年は花付きが良い。今日は、アカゲラ、カラ類とも静かだ。ここまで登ってきたが野鳥は、ほとんど撮影できていなかった。イカルの群れが来た。高い枝の多い木にとまるので撮影が難しい。
カタクリ
タムシバ
タムシバ

イカル

アトリ科の鳥で群れで移動するのですぐにわかる。鳴き声も姿も特徴があり、覚えやすい野鳥だ。今年は特に見る機会が多い。どの山でも必ず見られる。


イカル
イカル
イカル