2021年11月29日 No.1400

南亦山 滝ヤ谷ルート 紀伊山地 Page1

滝ヤ谷分岐付近

ルートは分岐を左折し、左又に入る。岩壁にケイビランが見られる。紀伊山地らしい。前回の門の倉ルートもケヤキが多かったが、ここもケヤキが多い。ケヤキはほとんど葉を落としていたが、イヌシデが色づいていた。トリカブトの咲き残りがあった。
分岐付近
ケイビラン
ケヤキ
ケヤキ
ケヤキ
イヌシデ
トリカブト

エボシ岩

エボシ岩のプレートがあったので見上げると樹間から見えた。ここから鉄塔まで急斜面の登り。踏み跡は薄いがところどころに赤テープがある。どこからでも登れるが、先人のトレースは積極的に使いたい。90号鉄塔に上がると一気に展望が開けた。ちょうど12時になのここでランチタイムにした。


ランチ後、エボシのピークを見に行ったが、岩場ではなく、尾根のピークだった。烏帽子岩との位置関係がわからない。これは後で分かることになる。ここからは鉄塔の作業道歩きになり大変歩きやすかった。
エボシ岩
90号鉄塔
思しいわ尾根の末端の展望
烏帽子岩

稜線

稜線歩きは快適で、91号鉄塔92号鉄塔で鳥尾越に到着した。展望がよく、途中、熊野灘、烏帽子岩が一望できた。ここで烏帽子岩の位置関係が理解できた。

鍛冶屋谷ルート

さて下山は、鳥尾越あたりから、鍛冶屋谷ルートに入ることにした。時間が少なくなってきたので南又山はパスした。地理院地図を見ながらバリエーションでルートに合流しようとしたが、なかなかはっきりとした踏み跡が見つからなかったが、進むに連れ自然と作業道に出ていた。地理院地図の修正作業に参加したこともあるが、古いのは信用しないほうがいい。林業の盛んな地域では地図の作成以後に作業道が作られているので、現場確認したほうが良い。ヤマレコなどもほとんどトレースがなかった。途中、小峠でルートが分かれるが今回は、「魚の道」で給水場に降りてみた。途中の谷でルート不明瞭になっているが、谷を降りてはならない。険し谷が待ち構えている。トラバース道に乗ると登山口までははっきりとしていた。できれば小峠から尾根ルートをそのまま下った方がよい。浄水場に降り、車道を歩いて駐車地に向かった。
紀伊長島の大島
クジラ岩と呼ぶことにした
「魚の道」登山口