2021年10月31日 No.1392
御在所岳藤内壁後尾根を登る Page1
【行程・登山者】
2021年10月31日 No.1392
御在所岳藤内壁後尾根の登攀
藤内小屋〜後尾根〜中道岩峰〜立岩〜砦岩〜藤内小屋
撮影機材 GoPro9 Sony Z-V1
YouTubeバージョンはこちらですhttps://youtu.be/OhDuEzhC9tQ
【概要】
朝食が終わると雨が降り出した。岩が濡れて登攀ができないので、後尾根を登り紅葉見物をすることにした。後尾根は、登攀的な要素は少ないが、初級者にとってはバリエーションルートの練習になる。朝のうちは岩が滑ったが、徐々に青空が見え始め、紅葉を見ながら御在所のバリエーションルートを楽しんだ。
二日目 後尾根
朝食を済ませ外に出ると雨が降り出した。一の壁か前尾根の予定だったが、岩が濡れたので後ろ尾根のバリエーションに行くことにした。天候はそれほど崩れる予報はなかったので、見頃を迎えた紅葉に期待しながら、後尾根を上がった。


藤内沢出合い
雨は上がり始めたが、岩は濡れて滑りやすかった。初心者を含め今回は6人のパーティーになった。後尾根は確保なくても登れるが、今回は、岩が濡れて滑りやすいこと、初心者がいることを鑑み、危険箇所はフィックスロープで登攀した。





ルンゼを登る
チョックストーンあたりが難所。リード練習の長谷川さんがロープをフィックスし、ブルージックで安全確保しながら登った。ルンゼなので岩が雨に濡れると本当によく滑る。日本アルプスのアルパインルートなど、途中で雨に振られることも多く、エスケープのできないので、悪条件でも進むことが多い。いい練習に成る。







1100m付近の紅葉
後尾根をつめると中道の岩峰あたりで合流する。このあたりの標高は1100mで、紅葉が見頃だった。紅色はコミネカエデ、ドウダンツツジ(ベニドウダン、サラサドウダン)、黄色はシロモジが多い。



立岩
小屋に荷物が置いてあるので、中道から立岩、砦岩を経由して降りた。立岩はバリエーションルートだが、登山道から少し脇に入ったところなので、一般登山者でも立ち寄る程度なら問題ないだろう。立岩も特徴のある岩で見ていても楽しい。
砦岩
この頃になると青空が広がりはじめた。クライマーは雨で出鼻をくじかれたようで、前尾根にはクライマーの姿はなかった。砦岩は岩が乾き登れる状態だったが、残念ながら装備を全部小屋においてきてしまった。二日目は、のんびりとした山歩きになったが楽しかった。




