2021年10月24日 No.1388
御在所岳 前尾根の登攀 Page1
【行程】
2021年10月24日 No.1389
御在所岳藤内壁前尾根の登攀 ペア
P7(ノーマルⅤ)、P6(リッジルートⅣ)、P5(藤内沢ルートⅤ)、P4(滑り台Ⅴ)、P3、前壁ルンゼ下降
撮影機材 GoPro9 Sony Z-V1
YouTubeバージョンはこちらですhttps://youtu.be/QsvL7Y_QJOg
【概要】
登攀力維持と初級者の技量アップのためペアで前尾根を登った。気温は低かったが、風が収まり穏やかな日和になった。当然、この日を狙ったようにクライマーが押し寄せた。陽の当たらなくなった一の壁を敬遠し、日差しのある前尾根に集中した。少し待ち時間はあったが、うまく流れに乗って、P3まで進んだがP2で大渋滞したので、前壁ルンゼで降りた。前尾根もルートの選び方によってはいかようにも登れる。初級のHさんも少し上達してきたので、Ⅴ程度のルートをチョイスし、それなりに充実感のある内容となった。できる課題を何度やっても上達しない。
藤内壁前尾根
10月に入りNHKウィークエンド中部「ゆる山へGO」でも藤内壁は紹介させてもらった。藤内壁はクライマーにとっては練習場だが、一般登山者にとっては御在所を代表する大岩壁の景観が楽しめる。



P7、P6
P7は蛇の皮をやりたかったが、前も後ろも順番待ちがあり、迷惑がかかるといけないので次回以降の課題にした。ノーマルルートを登る。Hさん、少しなれてきたようだ。クラックは慣れてこないと、グレード以上に感じるかもしれない。しかし登り方がわかってくると逆になる。順番待ちが嫌なので、パスしようかとも思ったが、待ちが1パーティーのみとなったので登ることにした。P7の2ピッチ目はHさんリード。トラバースのときはプロテクションが重要だ。落ちたときどうなるかを考えながらプロテクションをとることが肝要だ。P6はリッジルートをHさんリード。クラック、フェイス、スラブありで勉強になる。カムのチョイス、設置の仕方の練習をした。




P5 藤内沢ルート Ⅴ
北谷側はもういいので、今回、藤内沢ルートをチョイスした。グレード的には優しいが、高度感があって楽しめる。ここは最後のスラブフェイスが核心だろう。岩に変化があって、どのルートを登るか見る目を養える。どうしてもロープが屈曲するので重くなる。

P4 滑り台 Ⅴ
当然、藤内沢ルートをチョイスした。北谷ルートでは練習にならない。前回苦戦していたが、少し滞りがあったものの、登れるようになってきた。次回はリードにチャレンジしたいね。









前壁ルンゼ
P3で昼食をとって時間調整したが、P2で6人が順番待ち。30分以上の待ち時間になりそうだったので、前壁ルンゼで降りることにした。



