2021年9月28日 No.1383

蔵王 東北の山 Page1

【行程】

2021年9月28日 No.1383
鈴鹿3:00〜東海環状湾岸川越IC〜中央道〜長野道〜北陸道〜日本海東北荒川胎内IC〜国道113号線〜南陽高島IC〜かみのやま温泉IC〜国道13号線〜12:10蔵王ロープウェイ12:20〜山頂駅12:55〜熊野岳避難小屋13:50〜馬の背から御釜〜14:20熊野岳1841m14:30〜地蔵山15:20〜山頂駅15:40〜ロープウェイ〜山形市内のホテルさくらんぼ 
撮影機材OLYMPUS EM1mark3 ED12-100mm GoPro9

YouTubeバージョンはこちらですhttps://youtu.be/pmhzKv77fDg

【概要】

今回は1泊2日で東北遠征をした。東北の名山は標高が2000m前後が多い。この時期はちょうど紅葉が見頃を迎えいている。長距離になるが車移動で計画した。飛行機に比べると時間はかかるが、密を避けられる、時間に制約されない、自由に移動できる、3人なのでコストが抑えられるなど利点も多い。今回は月山が目的だが、初日に半日で登れる山に蔵王を選んだ。宿泊は山形市内した。格安のビジネスホテルを見つけた。素泊まりで一人2000円。道路を挟んで向かいがモンベルだったの余計な買い物をしたが。遠征登山の場合、長距離ドライブやその土地の美味しいものが食べられるなど、登山以外の旅行的な楽しみも多い。

アプローチ

東北方面は減便傾向でなので、今回も車移動になった。なんとか山形までなら1泊2日で2山はいける。ただし初日は、移動で9時間使うので半日登山になってしまう。距離は約700km。今回もスムーズに流れる日本海ルートで北上した。東海環状、中央道、長野道、北陸道、日本海東北道、東北道と高速をつないだ。深夜割使って8600円くらい。
長野で夜明け
道の駅
道の駅

ロープウェイ

今回は半日の行程で、蔵王ロープウェイを利用し、地蔵山頂駅から蔵王山(熊野岳)、馬の背を往復した。蔵王ロープウェイは、山麓の蔵王温泉から途中、樹氷高原駅で乗り継ぎ、地蔵山頂駅まで通じている。地蔵山頂駅の標高は1660mで山頂までの表くおさはわずか200mで、登山というよりもハイキングコースだ。山頂駅を降りると大きな地蔵さんが目につく。紅葉は山頂駅周辺が見頃だった。立ち枯れの針葉樹はオオだろうか。いきている針葉樹もあり、ナナカマドやミネカエデの紅葉と立ち枯れの白い樹木が独特の景観を作り出していた。
ロープウェイ山麓駅
立ち枯れの針葉樹と紅葉のコントラスト

登山道の紅葉

山頂駅から山頂までの登山道の紅葉が見頃だった。ナナカマド、ミネカエデ、オオカメノキ、ドウダンなどが主体だった。笹の緑色とのコントラスが美しい。花はオヤマリンドウ、ヤマハハコが見られた。蔵王は有史以来の火山活動も活発なようだ。火山湖の御釜は蔵王のシンボルで、火山岩が山全体を覆っている。ロープウェイの最終便を気にしながら、馬の背まで足を伸ばしたが、ガスで御釜の全容なつかめなかった。
オヤマリンドウ
オオカメノキ
ミネカエデ

馬の背と御釜

避難小屋から少し下ると馬の背。火口の縁で火口湖が眼下に見えるはずだが、ガスで何も見えなかった。ガスが少しでも晴れてくれないかと、馬の背を少し歩いてみたが、残念ながら視界は開けなかった。
御釜
ヤマハハコ
馬の背から山頂へ

蔵王山頂 熊野岳

山頂は樹木はなく見通しが良い。360度の展望だ。熊野神社と斎藤茂吉の歌碑があった。火山性の地質なので荒涼とした雰囲気だ。このあたりは樹木がないので紅葉はなかった。あまり時間にゆとりが無いので地蔵に向かて折り返した。
2ピッチ目
1ピッチ目
2ピッチ目
地蔵山

地蔵山

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山頂駅
ミネカエデ
ナナカマド
オオシラビソの立ち枯れ

山形

駅に近いホテルをとった。なんと一人2000円、もちろん素泊まりだが。アルプスの酷いテント場でも2000円だからね、近頃は。それを思うとリーズナブル。朝食が6時からということなので、朝食バイキングをつけた。明朝は、月山までの移動時間に1時間強で、リフトの始発が8時だったのでちょうどよかった。山形の駅前には飲食店は一通り揃っているが、ホテル横に郷土料理店があったので、「花膳」という店に入った。ジンギスカンの炙りとか、山形牛がうまかった。ちょっと面白いので、あけびの肉詰めというのがあったので食べてみた。このあたりではあけびは皮を食べるようで、食べてみるとほろ苦かった。他に名物は芋煮と玉こんにゃくらしい。ホテルの前に大きなモンベルがあったので立ち寄ってみた。月山のモンベルTシャツと靴下を買った。何も買わないわけがない。
郷土料理の店
山形のモンベル 
あけびの肉詰め