2021年8月24日 No.1380
大台ケ原 台高山地 Page1
【行程】
2021年9月10日 No.1381
駐車場〜尾鷲辻〜尾鷲道〜尾鷲辻〜正木ヶ原〜駐車場
撮影機材 OLYMPUS EM1mrk3 ED100-400mm EM1mrk2 ED12-100mmGoPro9
YouTubeバージョンはこちらですhttps://youtu.be/EBDyJ0Xuhe8
【概要】
少し涼しくなってきたがまだ、低山登山は暑い。そこで、県内で最も標高がある大台ケ原に探鳥目的で行くことにした。緑の色彩が薄れ始め、紅葉にはまだ少し早い季節だ。分県登山ガイドの写真撮影も兼ねて、針葉樹林、尾鷲道のブナの広葉樹林を歩いてみた。草花はほとんどが終わっていて、トリカブトが少し咲き残っていた程度で、野鳥は、留鳥のコガラ、カケス、アカゲラ確認できた。
アプローチ
奈良県境の山なので、大きく奈良から回り込むので、アプローチにかかる時間は3時間以上かかる。これだけ時間をかければ、アルプスの高山は射程距離だが、県内唯一の山域なので意味がある。大きな駐車場だが、半分ほど車で埋まっていた。ビジターセンターは外壁改修工事をしていたが開館していた。

遊歩道の針葉樹林
紀伊半島では、亜高山帯のトウヒやウラジロモミなど針葉樹は稀少で、大台ケ原の特徴でもある。秋雨の合間の晴れの天気は貴重だ。針葉樹林は清々しい空気に包まれ、歩いているだけでも気持ちが良かった。kの日は野鳥のファンも少なく、静かな遊歩道だった。鳥のさえずりに足を止めながら尾鷲辻まで歩いた。





尾鷲道
尾鷲辻まで遊歩道を歩いたが、夏鳥が去ってしまったのか、鳥の気配は薄かった。カケス、アカゲラの鳴き声は聞こえるが姿はとらえることはできなかった。ヒガラは託さんいたので撮影ができた。
尾鷲辻から尾鷲道に入る。徐々に高度を下げていくと針葉樹林からブナ、ミズナラの落葉樹林に変わっていく。カケス、アカゲラはいるが撮影には至らなかった。堂倉まで行く予定だったが、鳥の気配が少ないので、途中で引き返し、正木ヶ原の広々とした風景撮影に切り替えた。







正木ヶ原







野鳥
夏鳥がいなくなったのか、聞こえるさえずりは留鳥ばかりだった。三重県内で唯一の亜高山帯の山なので、コマドリなど期待したが、遊歩道の針葉樹林は静かだった。ミソサザイの鳴き声もなく、シオカラ谷で見かけたのはカワガラスだったか。活発に動いていたのはコガラで、撮影の収穫はこれのみ。カケスは良く鳴いていたが姿を見せなかった。アカゲラは姿をとらえたが写真としては駄目だった。シメのような鳴き声だったが、確認できなかった。


