白山　大白水谷遡行 　Page1

アプローチ

日帰り登山なんので朝３時に出発し大白川登山口に６時過ぎに到着した。大半が登山者で白山を目指す。遡行組は我々の他にもう１パーティー同時に入った。行程は約８時間、１５時過ぎに帰れれば良しとした。

大白水谷

大白水谷と書いて「おおじらみだん」と読むらしい。谷は「たん」「だん」？北方稜線の池ノ谷「いけのたん」と読むので。「豊富な水量に豪快な滝をかけ、周囲の岩壁もなかなかのものである。遡行は極端に困難というほどではない」（引用）と帰されている。ネットレポートも豊富な沢で、人気の谷であることが伺えた。すごくアプローチが近い沢で、駐車場から１分くらいで入渓できるのは嬉しい。

出合から転法輪谷

出合から左に右に遡行して行くと約１時間で転法輪谷がであう。ここからゴルジュとなり滝が連続する。腰まで浸かるとさすがに冷たい。両岸の斜面にはソバナ、ヤグルマソウの花が咲いていた。

ゴルジュに入ると滝が連続するようになる。がれを見上げて滝をいくつか越していくと２５ｍの豪快な滝が見えてくる。それまでに１っ箇所、安全のためにロープを出した。

２５m滝

豪快な滝で見応えがあった。正面にいると瀑風で寒いくらいだった。登攀は右岸を登り灌木帯に入る。途中に残置ハーケンがあった。

２段１５m滝

左岸の草付を登り、上段はそのまま直登。この先も滝が連続する。谷は深いが、岩石の色も明るく、安山岩質の火成岩、明るい色の堆積岩、火山噴火溶岩が上部から流れて来てる。