2021年6月11日 No.1364
藤内壁 御在所岳 Page1
【概要】
今週末は藤内小屋泊で藤内壁を考えていたが、天候が不安定で、かろうじて雨の降らない金曜日11日に藤内壁に入った。入山の時間が遅かったので、密度を上げて登った。藤内壁の標高までガスが降りて来たりして、壁のコンディクションはあまり良くなかった。予定していた土日が天候不良で入山できなかったので、彦根の小鮎釣りに切り替えた。
一の壁
アップのために一の壁のダイレクトルートⅤに登った。一の壁は慣れるとグレイドなりの登れるが、たまにやると高度感とロケーション、距離の長さなどのプレッシャーがかかる。







中尾根バットレス
スラブ、フェイスなのでグレイドは5.10aだがもがいていればなんとかなる。なにより藤内でも屈指の素晴らしいロケーションだ。最近は登坂の支援がほとんどだが、グレイドに関わらずこのルート(カリフォルニはドリーミング)の楽しさを共有したくなる。






宇宙遊泳
当初クラックは前尾根P7の蛇の皮5.9を予定していたが、徐々に岩のコンデションがよくなってきたので、宇宙遊泳をやることにした。5.10bなので厳しいが、出だしのハングしたクラックの登り方の練習になる。しかし核心は中盤からのクラックとフェイスだ。久しぶりに登ったので疲れた。


