2021年5月29日 No.1359

御在所岳藤内壁 鈴鹿山系 Page1

【行程】

2021年5月29日 No.1359
藤内壁 一の壁 ダイレクトルート 中尾根バットレス カリフォルニア・ドリーミング 前尾根P7蛇の皮
撮影機材 Lumix TX1 GoPro7

YouTubeバージョンはこちらですhttps://youtu.be/VCJySngnGDk

【概要】

今回は藤内壁のいいとこ取りで、一の壁のダイレクトルートでアップし、辻さんの要望でカリフォルニア・ドリーミング。青空と雲、バットレスのクライミングに夕方に会議の仕事があったので、帰り際に前尾根のP7の蛇の皮を登り仕上げた。フェイス、クラック、スラブと多彩なクライミングが楽しめた。

御在所岳藤内壁

藤内壁は、東海・関西地方の登山者にとって、格好のクライミングゲレンデだ。いくつかの花崗岩質の尾根や岩壁からなっていて、部分的に風化したところもあるが総じて岩質はしっかりとしていて、フリクションもよくきく。形状もスラブ、クラック、フェイス、リッジと多様で、ルート数も多く、クライミングのテクニックをこの岩場だけで総合的に学ぶことができる。自然も豊かで、ツツジ科の樹木が多く、この時期は、ベニドウダン、サラサドウダン、ドウダンが見られる。草花はそれほど多くはないが、この時期は、タツナミソウ、ハルリンドウ、イワカガミ、それからこの山域の稲盛谷から命名されたイナモリソウがそろそろ花が咲き始めた。野鳥は特にこの時期、オオルリ、ミソサザイが朝から元気にさえずる。
タツナミソウ
藤内壁
ミソサザイ

ダイレクトルート

夕方から少し仕事があるので、コンパウトに内容をまとめた。といっても、ガンガンやれる年齢でもないので、コンパクトにまとめざるを得ない。まずは、辻さんリードでダイレクトルートでウォームアップ。相変わらず一の壁のルートはどのルートもロング(40m)だ。2本ロープを引くとかなり重い。4ルートも考えたが、カリフォルニア・ドリーミングに集中することにした。
ダイレクトルート

カリフォルニア D

カリフォルニア・ドリーミングは中尾根バットレスの看板ルートでよく登られている。ネーミングがこのバットレスにふさわしい。白い岩壁、青い空と白い雲を連想させる。この日もいい天気に恵まれた。1ピッチ目5.10a、2ピッチ目Ⅴ、3ピッチ目5.10a
1ピッチ目
1ピッチ目後半
オオルリが鳴いていた
1ピッチ目