2021年4月30日 No.1345
三池岳 鈴鹿山系 Page1
【概要】
鈴鹿の山の新緑の標高が800m付近まで上がってきた。木々の若葉は美しく新鮮だ。ミツバツツジも葉を出していて花が散り始めていた。アセビの白く小さな花も落花が始まっている。野鳥は、オオルリ、キビタキ、ツツドリの鳴き声を聞いた。ヒガラ、シジュウカラ、アカゲラ、ウグイスは姿を見せてくれた。あまり人の歩かない静かな山域だ。5月になるとシロヤシオ、シャクナゲが楽しめそうだ。来月も行ってみたい。
新緑
多人数で山菜採りが来たので竜ケ岳のつもりだったが途中で引き返し、三池方面に進路を変更した。久しぶりにuttyと山に入った。分県登山ガイド「三重県の山」(山と渓谷社)は二人で書いているが、山を分担しているので、一緒に一つの山に登ることは殆どなかったが、uttyもお勤めが終了し自由の身となり、一緒に山を歩くゆとりができてきた。登山ルートなどの見直しなどを検討しながら歩いた。少し気温が上がってくると野鳥が活発になってきたので、鳥を探しながら歩いた。しかし、鳥用の撮影機材は持ってなかったので、逆に気楽に歩けた。

撮影機材
今日は鳥に照準を合わせていなかったので、レンズは中途半端なM.ZUIKO ED 12-200mmですべてを賄う灯りだった。したがって本体も、EM5mark3と軽量化を図った。この機材は、アルプスなどの高山として使っている軽量システムで、画質は少し犠牲になるが、花、風景、鳥などの衝動物までカバーできる。しかし野鳥の場合、200mm(フルサイズ換算で400mm)では長さが足りないが、説明写真くらいにはなる。しかしこんなときに限って野鳥が活発だった。
縦走路
石榑峠から三池岳を往復する登山者はあまりいないだろう。ほとんどが縦走者で、トレイルか、テント縦走かになる。しかしこの山域、静かで落ち着いた雰囲気があり、展望もよく、落葉樹林が続いている。三池岳付近になるとシャクナゲ、シロヤシオなど花が楽しえる樹木も多い。
野鳥
谷ではオオルリ、葉が茂ったところではキビタキんさえずりが聞こえたが姿は見なかった。ウグイスがよく鳴いていて、ここは人が少ないので意外と接近できた。ツツドリ、アオバトが遠くで鳴いていた。カケスが接近したが撮影にいたらなかった。アカゲラが騒いでいて目の前を横切るが、こんな時は幹にとまってもすぐに飛ぶので撮影はできない。いつものホオジロ、ヒガラ、シジュウカラは撮影できた。
草花、樹木の花
シロヤシオ、シャクナゲ、ヤマツツジの花芽が膨らみ始めていた。草花はタチツボスミレ、フモトスミレくらいしか見られなかった。イワカガミが咲き始めていた。アカヤシオはこの区間にはない。タムシバもほとんどみかけなかった。樹木ではオオカメノキの花が見頃で、ミツバツツジ、アセビの落花が始まっていた。





