2021年3月11日 No.1332

頭蛇ケ平 Page3

フクジュソウ

春を告げる花の代表で、鈴鹿山系では藤原岳と鈴北岳と入道の少しある。石灰岩質を好むようなので、藤原や御池に多いことが理解できる。藤原岳は多く自生しているが近年減少傾向にある。北部の霊仙岳のフクジュソウは激減したが、その後を追うに個体数を減らしている。


シカの食害なのか、気候の温暖化によるものなのか、あるいは病気かわからない。積雪量に関してはここ10年でかなり少なくなってきたと思う。しかし毒性が強いので動物による食害は疑問だが、小低木を食い荒らすのでそれによる保水力の低下も考えられる。残った自生地を見ると、谷筋の保水力のあるところが共通していると思う。夏の高温と乾燥に耐え得られないのか。いずれにしろ科学的な調査が必要だ。
フクジュソウ 
フクジュソウ
フクジュソウ
フクジュソウ
フクジュソウ
フクジュソウ
フクジュソウ
フクジュソウ
フクジュソウ
フクジュソウ
フクジュソウ