2020年12月15日 No.1325

灯明山(神島) Page1

【行程・登山者】

島を周回 4km 7h
【登山者】山仲間3人
【撮影機材】OLYMPUS E-M1mark3 M/ZUIKO100-400mm pana leica10-25mmf1.7

【概要】

三重県の山では離島の山を1山紹介している。といっても離島で登ることのできる山は限られていて、ロケーション、アプローチ、話題性の観点で神島の長尾山を紹介している。山といっても周回コースで立ち寄る程度の山で、しかも、展望はなく三角点を確認するだけだが、周回コース全体を登山として捉えると、見どころも多くそれなりに楽しめる。

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定期船に乗って

朝7時40分の定期船に乗れば、昼11:35の定期船で帰れる。7時過ぎにターミナルに到着した。平日なので人が少なうだろうと思っていたが、観光のみならず元々が生活の足なので待合は賑わっていた。片道が740円なので 確かにバスに乗るくらいの料金だ。冬型の気圧配置で風が強くなっているので、答志島を過ぎたあたりから波が高くなり、船が上下しだしたが、速度を緩めることなく高速で突き進んでいく。2回から展望の撮影をしようと上がったが、何かに捕まらないと怖いぐらいだ。40分で神島に到着した。二十人くらいの団体も降りた、会社の慰安旅行のような雰囲気だった。

潮騒

この島の知名度が上がったのは、三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台になったからだと思う。映画も何本か撮られ、いくつかのスポットが人気を集めてる。今回の神島行は離島の島の取材が目的なので、潮騒のスポットの見学が目的ではないが、山といっても島の周回散策のついでに立ち寄る程度の灯明山という標高が170m程の山で、スポットと絡めて歩かないと間がもたない。

時計台・八代神社

まず最初のスポットは、八代神社で国の重要文化財の銅鏡が残っているらしい。島の道は狭く、階段が入り組んでいて漁村の雰囲気が残っている。村の中にある時計台もスポットで、かつては島唯一の時計だったようだ。富山の薬売りさんが寄付したそうだ。時計台といい街並みといい、昭和の雰囲気が残っている。

神島灯台

次のスポット神島灯台で、日本の灯台50せん出そうで、「恋人の聖地」だそうだ。展望が良いところで、伊良子水道が一望できる。この灯台から階段を登っていき、歩道から少し脇道に入ったところが灯明山の山頂だ。展望はなくて三角点の標柱で山頂が確認できる。

時計台・八代神社

遊歩道に戻り少し進むと監的哨がある。
神島灯台
伊良子水道
灯明山三角点
山頂付近にある電波塔