2020年11月9日 No.1316

大洞山 ゆる山へGOロケ Page1

【行程・登山者】

大洞キャンプ場登山口〜東海自然歩道〜倉骨峠〜三の峰〜四の峰〜大洞山雄岳1013m〜雌岳985m〜登山口
【登山者】NHKスタッフ、隊長
【撮影機材】OLYUMPUS E-M5mark3 M.ZUIKO 12-200mm

【概要】

NHKウィークエンド中部「ゆる山へGO!」のロケ。前日は久居のホテルに入り準備した。冬型の気圧配置で寒気が入り、山は黒い雲に覆われていた。晴れの予報だが、気圧配置で山の天気の回復は遅い。予定通り7時から収録が始まった。断続的に歩くのでなかなか体が暖まらなかった。放送予定は11月21日NHK総合7:30の予定だそうだ。
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ゆる山へGo!のロケ

秋、山の楽しみは色々とある。とりわけ、樹木の紅葉と実りが、秋を感じさせてくれる。落ち葉を踏みながら、苔むした石畳の自然歩道歩きから始まる。たくさんの種類があり、落ち葉を見ているだけで楽しい。オオモミジ、イタヤカエデ、コハウチワカエデ、ウリハダカエデ、コマユミ、トチノキ、コナラ、シラキなど。稜線に出ると風が強かった。西高東低の気圧配置になり、冬山の様相を呈していた。歩いているより撮影時間がかなり長いので体が温まらない。晴れたり曇ったりで、暖かい陽射しが恋しい季節だ。稜線では展望と木の実を中心に収録が進んだ。アズキナシ、ヤマナシ、カマツカ、マユミなどが見られた。
展望台
コハウチワカエデで落ち葉遊び
トチノキ
コマユミ ピンク色なのでよく目につく
落葉の自然歩道
雌岳
尼ケ岳
高見山
伊勢湾がよく見えた
コマユミ ニシキギ科
コマユミ
コマユミ ニシキギ科
倶留尊山

ニシキギ科

ニシキギ科はこの山域では、コマユミ、マユミが見られる。この仲間には、ツリバナ、ニシキギがあるが、どれも紅葉が綺麗だ。ピンクがかった赤色で目を惹く。下見からの1週間でかなり落葉したが、残っていてくれた。
アズキナシ
オオモミジ
オオモミジ
オオモミジ
雌岳
コナラ
ヤマナシ

ヤマナシ

今年は実りが相対的にあまり良くない。下見でバラ科のアズキナシを確認したが、1週間でみが殆ど落ちていた。カマツカは実が殆ど無かった。頼みの綱のヤマナシはしっかりと実を付けていた。しかし今年は、実りは悪いようだ。ツキノワグマの被害が多い歳だが、秋の実りと相関関係がありそうだ。紅葉がいい年は実りが悪いのだろうか。

紅葉

紅葉がは良くて、コハウチワカエデ一つ取り上げても、色の変化や、個体差などが楽しめる。最後は秋の実りのヤマナシで締めくくった。